探検と植民のベストプラクティス
海 sea は探索しすぎない
- 植民距離 colonial range がまだ短くて余剰兵力も足りない時点で、達成が難しい遠地への植民関連の使命 mission が出てしまい、使命の選択肢が事実上減ってしまうことを防ぐ。
- 海軍伝統 navy tradition がすでに100近辺のときは、探検家 explorer での探索は控える。
- 地図が時間の経過で他国に伝搬して、遠地に植民されるのを防ぐ。
- 移動にボーナスのある探検家は、交易圏防衛に回した方がメリット大。
新世界 new world は7つの都市捜索 Hunt for seven cities モードで探索する
- コンキスタドール conquistador を手動で動かすのは、上陸のときと、他国の領内で止まってしまい、どうしても動かないときだけ。
- 急に立ち止まった場合は、陸軍維持費 army maintenance を最低に下げるとすぐに動き出す。
- 先住民の領内を手動で動かして移動させる場合にも、7つの都市捜索モードはオンにしておくこと。探検イベントが発生するようなので。
新世界の海岸 coast は探索しない
- 探検家 explorer で海岸を探索すると、7つの都市探索ができる対象の陸地が減ることになるので、海岸は探検家に探索はさせず、中の陸地だけをコンキスタドールに探索させる。
沿岸部も7つの都市捜索の対象にしておいた上で、コンキスタドールに探索させると、このように中身を全部くりぬいた感じになる。海上が未探索でも植民距離圏内の陸地であれば、どこでも植民できる。 - 地図をよく見ると陸地の縁は分かるはず。縁を発見したら、そこへコンキスタドールを上陸させて、海岸と内陸の両方も探索させる。
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オーストリア・アップデート(パッチ1.30)では海上探索も途中でキャンセルできるようなので、発見の時代 Age of Discovery の特典解除狙いでアメリカ発見 Discover America の条件を早期達成するために探検家に少しだけ海岸の探索を行わせてもよい。1つでも陸地を暴いたらキャンセルすればよい。
旧世界は真逆
- まず探検家で海を全て探索し、次に海岸を全て探索する。
- 次にコンキスタドールにて内陸を探索する。
- 威信を消費するが、地図の共有 request to share maps はかなり強力
探検用の陸軍は2個連隊以上
- 1個連隊の場合、2000名の原住民にぶつかると全滅しやすいので、最低でも2個連隊で探索させる。
- パッチ1.30で原住民が強化されたらしく1500名以下だと、負けることも増えた。
2個連隊の場合は、1800名以上を保ったほうがよさそうだ。 - 陸軍を構成している連隊の員数が少ない場合、自動探索が行われない。
航海や戦闘で連隊の員数が500名を割ったら、陸軍維持費を上げて補充すること。 - 植民地は遠くなのでなかなか補充がされない。対策としては:
遭遇時にポップアップ&ポーズするようメッセージ設定
- 新大陸を探索中の陸軍のことは、かなり忘れやすい。
とりあえず設定しておけば・・・
このようにダイアログが出て一時停止になるので、知らない間に敗退という事態は起きなくて安心。
7つの都市探索を継続してくれないときには
- 士気が最高に達しておらず、陸軍維持費が最低でない場合には、探索が継続されないことがある。この場合、陸軍維持費を最低にして1日経過させると探索が再開される。いったん再開されたら、陸軍維持費は元に戻してかまわない。
戦争中にも探索を継続したい場合には、陸軍維持費をマイクロマネジメントする必要がある。 - 2個連隊以上の陸軍の場合、合計では500名以上であっても、数が少ない連隊が1つでも混じっていると探索を継続してくれない。この場合、端数の連隊を回復させるか分離すること。
- いずれかのパッチ以降、インディオ(アメリカ・インディアン)は陸軍通行権がなくても領内を探検できるが、インディオ以外(インカ・アステカ等)は陸軍通行権がないと領内を探索できないようになっているので注意すること。
- 新世界の他国の領内に入ったとき、探索が止まってしまうことがあるようだ。
この場合、7つの都市探索はオンにしたままで、陸軍を手動で国外に移動させると、移動させた先から探索が再開される。
原住民蜂起 native uprising への対策
- 原住民の攻撃性 aggresiveness がゼロの土地でもない限り、長い植民期間の間に、少なくとも一度は蜂起が起こると思うべし。
手戻りが嫌なら、守備兵を用意しておくこと。 - 貿易会社 trading company の対象地域の場合、忘れずに州を貿易会社に編入すること。
- 陸軍維持費を最低にしている平時は、駐留軍を原住民の員数よりも2~4個連隊ぶん多くしておく。(新世界の場合は同数で可)
戦時で陸軍維持費を上げているときは同数に減らしてもよい。 - オーストリア・アップデート(パッチ1.30)では、陸軍維持費が最低の場合でも傭兵団の士気は最高に保たれるので、序盤に雇った規模の小さい傭兵団などを守備に回すとよい。
- 叛乱軍とは違って月初日1日に蜂起するので、常に最良の将軍を割り当てておくこと。めんどくさいときは、とりあえず君主を置いておく。
- 原住民1000名以下、損耗3%の土地には駐留軍は必要ない。
仮に蜂起したとしても、損耗によって月替わりのさいに1000未満となるので占領されることがない。なお損耗3%かどうかは事前に確実には分からないので、発生したさいによく観察すること。 -
次に蜂起する可能性があるタイミングを確認しておくこと。
一回蜂起した後、一定期間’(1年くらい)は再蜂起せず、そこを過ぎてから、また毎月数パーセントの確率で蜂起する。
tombi-aburage.hatenadiary.jp
但し、猶予期間内であっても、陸軍を進入させた場合には再蜂起することがある。
植民の優先順位
- 他国に領有権主張をつけられる近隣の州
植民より征服の方が楽なんでw(自己否定w)
ただし遠くの土地の場合、領有権主張は付けられるにもかかわらず、占領しても中核化できない場合が多いので、攻め込むタイミングには注意すること(植民が完了する直前に開戦するなど)。 - 植民が使命 mission の発動条件となっている地域、または指定地域の征服が条件となっている使命達成の橋頭堡となる位置(近隣)にある州
- 原住民の攻撃性 aggresiveness がゼロ、または員数がなるべく少ない州。
蜂起の発生確率は攻撃性で決まり、蜂起する兵数は員数に比例する。
ゼロならば守備兵は不要。員数が少ないほど守備兵の数は減らせる。 - 植民距離限界いっぱいの位置にある州。
その州への植民が終われば、さらに遠くに探索・植民できるようになる。
植民距離の限界は、植民 colonial マップモードで確認できる。 - 輸送船で30日以内に到着できる位置の州
海上損耗を抑えるため。パッチ1.30では海上損耗10%になったので尚更。 - 開発 development が高い州
開発 development マップモードで確認できる。色が薄い州が開発の高い州。 - すでに植民が終わった州に隣接する州
守備兵が必要な場合に、隣で歩兵を生産できるので便利。 - 交易中心地、良港、河口がある交易力の高い州
開発ほど重要ではないが。
少数派の追放 minority expulsion は最後に
少数派の追放による植民に割り当てた植民者 colonist は、送り出した後に割り当てを解除できず、植民地の廃棄 abandon になる。
したがって複数同時に植民したい場合には、少数派の追放は、最後の植民地に対して行うように順番は調整すること。
旧世界がわの最前線に1~2か所植民を開始してから、新世界側のどこかに少数派の追放で植民を開始すれば、多くの場合、少数派の追放が先に完了するだろう。
薔薇戦争 War of the roses で無茶しすぎて瞬殺
薔薇戦争の幕が切って落とされた 1446.5
ランカスター家 Lancaster のトマス1世 Thomas I が新国王となったが、同時に29,000の大軍を率いたヨーク家の僭称者 pretender が蜂起 Support the house of York した。
まずはヨークシャー Yorkshire 奪回に参画
ポルトガルも1個連隊を輸送船 transport で派遣、加わりにいく。イングランド国王軍はまだ集結しておらず、叛乱軍の後を追って、占領地を取り返しているだけ。
ポルトガルもヨークシャー奪回 siege に参画。遅参したにもかかわらず州を解放した関係ボーナス liberated our province +25はもらえた。到着順、関係なかったんだ...
いざ決戦 1447.1
僭称者ヨーク公リチャード Richard York に全軍をぶつけるイングランド国王軍。
陸軍伝統 army tradition 稼ぎのため、ポルトガルも戦闘に参加する。
一日、遅参して後列に入り込んだポルトガル軍。しめしめ。
しかしイングランド国王軍が劣勢となり、前面に押し出された。
やめろ、やめてくれ~
もともと0.51しかなかった士気はすぐゼロになり戦力外に。しかし地形と将軍の差で、国王軍が勝ちそうな気配になってきた。
勝利、陸軍伝統1.3をもらった。
その後、撤退する叛乱軍を追って退却先に突入した。
士気がゼロなので勝てるハズだと信じて。
しかし兵数が少なすぎたのか、到着した瞬間に返り討ちにあって瞬殺された。
教訓:士気ゼロでも、数の差が大きすぎる場合には、こちらが瞬殺されます。
その後も、アイルランドやデヴォンに追加で叛乱軍が発生。
まだまだ佳境のご様子ですが、そろそろ、グラナダとカスティリャの停戦期間が切れるので1個連隊たりとも遊ばせたくなく、帰国させました。
薔薇戦争がらみの関連書籍
最初から最後まで
ヘンリー7世が逆上陸をかけてから以降
コンキスタドール Conquistador は2度死ぬ
コンキスタドール Conquistador が死んで7つの都市の探索 Hunt for the Seven Cities が中断されてしまう原住民の襲撃 Attaced by Natives イベント。
せっかく発動した若さの泉の探索 The Search for Fountain of Youth の探索を2度までも中断させられた。
1度目の中断 1510.2
2度目の中断 1536.3
7つの都市の探索は何度でも再開したり中断したりするようだ。
3度目の正直 1537.10
いちおう、それらしいものを発見したらしい。
Colonization - Europa Universalis 4 Wiki を見ると、部分的な発見の効果に相当する結果のようにも見えるが、効果は半分しかないみたい。
まだ完全な発見ではないようだ。
El Doradoも発動1549.7
まだ若さの泉は発見していないが、同時にエル・ドラドの探索 The Search for El Dorado も発動したようだ。
以前にシボラ Cibola で成功したような完全な発見を目指しているのだが、もう探索すべき陸地そのものがほとんどなくなってしまったので、今回は絶望的だ。
このわざとらしい島々、逐一上陸させて探索させるのが面倒になったので、つい探検家 Explorer に発見を任せてしまったが、残しておくべきだった...
25,000日以上かかってアルジェ統合
ベルベル伝統 Berber Tradition による中核化ペナルティ(行政君主力)を負担するのが嫌なので、北アフリカの領土をなるべく属国 Vassal のアルジェ Algiers やフェズ Fez に食わせつつ、同時並行で外交併合 Annex Vassal を進めていた。
しかし、
- アルジェとフェズを同時並行で2つまとめて誤差3か月以内に併合完了させるつもりでタイミングを計っていたが、イベントによる外交評判 Diplomatic Reputation 変動などでズレた。
- アルジェ、フェズに領土を途中で足すたびに期間延長され、尚更ズレた。
その結果、フェズが1年くらい先に併合完了してしまい、外交評判-3ペナルティが発動してアルジェの進捗は90%前後で完全に停止した。
- 領土を足しすぎてアルジェの総開発が140近くまで増えたことで、自由への渇望 Liberty Desire が50%を超えて下がらなくなってしまい、進捗が再び95%を超えたあたりで数年停滞してしまった。
といった事情で、併合に70年近くかかってしまった。
この時点で24,881日、99.9% 1555.12
3つめの政策 Ideas として外交 Diplomatic Ideas をとり、かつ顧問 Advisor を政治家 Statesman にしたことで、外交評判に大幅な加算がされたことで、やっとここまでリカバリした。
しかし、この時点で自由への渇望が50%になっており、翌月には完了しなかった。
10か月後にやっと完了 1556.10
関係改善のために外交官を送り続け、自由への渇望を49%以下にして再開させた。
結局完了したのは、3つめの政策として外交をとり、かつ顧問を政治家にしたことで、外交評判に大幅な加算があったおかげであり、それがなければ永久に完了せず独立されて終わるところだった。
兵力差が圧倒的だと士気最低でも反撃してこない
陸軍9000、同盟国なしのフェラーラ Ferrara に宣戦布告した。
モデナ Modena の要塞 Fort を攻略しないと首都フェラーラに着けないので、まず要塞攻略 siege を開始。
要塞には傭兵 mercenary 6連隊、砲兵 artillery 1連隊の最低限の軍を送り出し、残りの大軍は隣のルッカ待機させる。
これだけいれば、もしかして士気最低でも大丈夫かも?
とおもって陸軍維持費を上げないまま攻城戦に入ったが、フェラーラ軍は全力で首都からも逃げ去って、隣のミラノ Milano 支配地に待機しているという有様で、反撃する気配もなかった。
そのまま波乱もなくモデナ要塞は陥落。
窮状を見てマントヴァが火事場泥棒でフェラーラに宣戦布告したので、あえてフェラーラ陸軍と首都はそのままにして、モデナを奪って和平した。
醜く争うがいいわ。
破門されたら教皇庁影響力 Papal Influence は即座に使うべし
イタリア半島に進出したら教皇領 The Papal State の機嫌を損ねたらしく、仮想敵国 rival 指定された上に、教皇領が教皇庁支配者 Curia Controller になったときに破門 Excommunicate された。
アフリカ全土をカトリックに染めているポルトガルなんたる仕打ち、と憤ったが、カノッサで土下座するオプションもなく、たぶん君主が死ぬまで破門は解けそうもないので開き直って無視することにした。
陸軍規模40ともなると別段、誰も攻めてはこないが、いくら布教しても一向に教皇庁影響力が貯まらない...というか、貯めていたものもすっかり無くなってゼロになっていることに、あるとき気づいた。
教皇庁の画面で確認すると、毎年マイナスされていく状態になっていた。
気づいてからは、布教完了次第、教皇庁影響力を直ぐ使うことにした。といっても使い道は枢機卿への贈賄しかないのだが。