毎回余ってしまう威信 prestige の有効な使い方
序盤から中盤にかけては、いつも軍事君主点と威信が余る。
100を超えた分は単純に切り捨てられ、何か損したような気がするので、意識的に使っていくことにした。
廃嫡 Disinherit する
ダメな後継者を廃嫡すると、威信が50減らせる。いわゆる後継者ガチャ。
今回初めてやってみたが、何せもとが 1-1-3 だったので、当然マシな結果になった。
17歳になってからやるのは遅すぎで、摂政政治になるリスクが高いから、本来は生まれた直後にやっておくべき。
なお何かイベント選択のウインドウが出ているときには、廃嫡はできない。
例えば威信を増やすようなイベントが出てオーバーフローしそうなので、慌てて廃嫡するという操作はできない。したがって、やるならば事前にやっておくこと。
というかゼロ歳児のときに、能力不足なら威信の余りなど気にせず決行するのが一番良いようだ。CK2みたいに成長過程で能力が大きく変化することはないので。
あっても精々、教育イベントでプラス2止まり。
属国の自由への渇望 Liberty Disire を下げる
威信20で10%減らせる。これは、ほぼいつでも行えるので、和平交渉で威信が増えることが確実なら、その前に LD を下げるなどこまめに行ったほうがいい。
土地を売る
アフリカには開発 development が3~9位のゴミのような州がある。
これらは、その州に興味をもっている、もしくは文化が同じ近辺のアフリカ諸国にそこそこのお金で売り払える可能性がある。1州ごとに威信10かかるが、代わりに40~120くらいもらえるので、序盤の金欠期には役に立つ。
開発が少ないぶん過剰拡大へのインパクトも小さいので、もし高値で売れなくても、中核化せず、しばらくそのまま持っておけばよい。
和平交渉のさい、わずかばかりの一時賠償金を請求するために多くの戦勝点 war score を費やすかわりに、領有権主張をつけていない低開発の州を幾つか余計に奪い取っておき、和平後に切り売りして資金回収する手口も戦勝点の有効活用・和平期間中の周辺国からの資金巻き上げという意味ではけっこう使える。
地図をもらう
自国の陸海軍ユニットがいる隣の領域の地図を、好意的な他国から譲ってもらう。
威信を15減らせる。
新教に改宗する
一気に100下がるので、その後世界周航などで回復させるとよい。
要塞の影響下にある州をイスラム教徒に占拠されるとどうなるか?
イスラム教からカトリックに改宗させている途中で、スンニ派狂信者どもが叛乱を起こした。
占領されたが、要塞の影響下なので、改宗の進捗率がゼロに戻されただけで、それ以上の悪影響はなかった。
すでに叛乱軍に占領された州で叛乱率100%になったら?
すでにモッシ分離主義者に占領されている州で、ドラグボン分離主義者の叛乱率が100%になった。
叛乱軍は湧かず、叛乱率はゼロに戻った。
無料だったので Catholic Majors Unit Pack をダウンロード
STEAM SUMMER SALE なので掘り出し物がないかと探してたらフリーのユニットパック Catholic Majors Unit Pack を発見した。
カソリックの大国とは
- オーストリア
- ポーランド
- スペイン
のことらしく、ポルトガルは対象ではなかった…
叛乱軍と交戦中の敵軍に突入したらどうなるか?
コンゴとポルトガルが交戦中に、コンゴで農民一揆が発生。
2州を占領した後、3州めの占領に着手した。
この3州めの州は要塞のある州で、現在は叛乱軍に占拠されているが、実はこの直前までポルトガル軍が攻城戦を行っていた。
占領率7%になっており城壁も壊した状態だったので、全ての包囲軍を撤退させるのではなく意図的に端数の連隊を残留させて状態を維持し、その連隊は当然殲滅されたものの、叛乱軍に占領率7%、城壁破壊の状態のまま攻城戦の権利を引き渡した。
そこに北からコンゴ軍が向かってきている。多分、ポルトガル軍が直前までそこに居たので、その残像を追ってきたのだろう。
コンゴ軍と叛乱軍が交戦して疲れた後にポルトガル軍がコンゴ軍と戦って追い払い、かつ攻城戦を続行する漁夫の利を取るつもりで、ポルトガル軍も数日遅れで到着させるよう移動を指示した。
コンゴ軍と叛乱軍が交戦を開始。
ポルトガル軍はこの戦いには加わらず、裏番組で攻城戦を行っている扱いとなっている。
叛乱軍はコンゴ軍に敗色濃厚だったのだが、なぜかコンゴ軍の方が退却した。
戦闘に加わってはいなかったが、戦闘解決の判定においては、どうもポルトガル軍の員数が考慮されたように見える。
叛乱軍の員数が攻城戦の総員数に加算されているようだし。
しかし翌日に、ポルトガル軍は農民一揆の仲間ではないことに気づいたらしく、今度はポルトガル軍と叛乱軍が交戦開始。
最終的に、叛乱軍に勝てたはずのコンゴ軍が敗走、叛乱軍は全滅、ポルトガル軍が残って攻城戦を継続できる、という予想外の望ましい結果となった。
〔関連書籍〕中央ユーラシア史研究入門
中央ユーラシアの遊牧民系国家の系譜や歴史についての研究入門。
学術研究向けの内容で、先行研究や論文の紹介などがメイン。
何とかハン国については、大体載っている。
第5章 ポスト・モンゴル期
- チャタガイ・ウルスからティムール朝へ
- ウズベク諸ハン国とカザフ
カザフ・ハン国、ブハラ・ハン国、ヒヴァ・ハン国、コーカンド・ハン国 - 元朝北遷からリグデン・ハーンまで
オイラト、ジュンガル
第8章 清朝から現代へ
- マンジュ国から大清国へ
- 八旗制度の構造とその展開
〔関連書籍〕 ハプスブルク・スペイン 黒い伝説
ハプスブルク・スペイン 黒い伝説: 帝国ななぜ憎まれるか (単行本)
- 作者: ジョセフ・ペレス,小林一宏
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2017/01/26
- メディア: 単行本
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- スペインは不寛容
- スペインは先住民を大量虐殺
などといったネガティブキャンペーンは、オランダ・イタリア人・その他周辺国の方々による印象操作であり、さして根拠のない話だった(黒い伝説)。
第一章 アラゴン連合王国の誕生
アラゴン出身のボルハ(ボルジア)家あたりのせいで、スペインがイタリア人から嫌われるに至った経緯など
第三章 黒い伝説
アルバ公の暴虐、カルロス王子の死、先住民の虐殺、異端審問所の処刑者数にまつわる黒い噂の出所と誇張について