※英語版に基づきます。日本語版の訳語は知りませんので、置き換えてください。

ポルトガルAAR(長文)山地が通れなくなったので新ゲーム

パッチ1.19、Mare Nostrum までのDLC適用にて新ゲーム開始。階級 estate、制度 institution、好意 favors の扱い方にようやく慣れてきてなかなか順調だった。

が、やはり最後は悲劇が待っていた。

階級をうまく使って行政・外交・軍事の君主力を150ずつ獲得

階級の影響力 influence を75から80の間に調整してから君主力を獲得する手口で150点ずつゲット。

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トレムセンと同盟したら、モロッコがトレムセンとの同盟を切ってくれた 1446.10

ポルトガルがトレムセンと同盟したら、直後にモロッコがトレムセンとの同盟を破棄した。

これまではなかったことで、なんだか知らないが、かなりありがたい。

なんとマーガレット・オブ・アンジューがイングランド女王に 1446.10。

「堂々たる精力的な女」イングランド女王となる。
陰謀家か何かと思いきや、武闘派 Militarist だそうで...

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いや、それ以前にアナタ本人には王位請求権ないんじゃないの。

アフォンソ5世が即位、後継者はなかなか優秀 1447.1

8歳違いなので兄弟かな?

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このときは、まさかこの8歳違いの後継者が命取りになるとは、知る由もなかった。

ナバラ防衛戦争 1445.5 - 1452.2

アラゴンナバラ服属の使命達成を狙って宣戦布告。独立保証をかけていたカスティリャと同盟国グラナダナバラ側で即時に参戦した。この戦争は複数の戦争が並行で行われたこともあり、結局だらだらと7年間も続いた。

フランスが陸軍1スタック丸ごと(当初は歩兵12、騎兵4)を月額4.53ダカットのコンドティエリとしてアラゴンに貸し出したため、イベリア半島はたいへん愉快な祭りになった。

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アラゴン領のバレアレス諸島とサルディニャ島が欲しいので和平強要 enforce peace での途中参戦を狙っていく。関係改善してナバラとの外交関係を迅速に100に上げた。

いざ、参戦!

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あれ?和平が受諾されてしまいそうだぞ?

...ということで残念ながら参戦できず。仕方ないので放置しておき、停戦開け直後のグラナダへの開戦を狙うことにした。

メーヌ割譲のイベントで百年戦争が再開された(ポルトガル関係なし)1447.5 - 1453.10

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今まで見たことのなかったメーヌ割譲イベントにより、イングランドとフランスが突如戦争を始めた。 

薔薇戦争新史

薔薇戦争新史

 

 によれば、

シャルル7世は、ヘンリーに対してメーヌとアンジュー割譲の約束を履行するよう要求うしており、それが公になると ‐ 割譲の期日は1447年11月1日とされていた - 同地方に所領を持つイングランド人地主らは、補償を求める活動を始めた。

シャルル7世は約束の履行を督促するため、6千の軍勢を招集し、ル・マンを包囲した。ヘンリーが使者を遣わし、平和条約履行の一環として開城するよう諭したことで、戦闘状態への突入はやっとのことで避けられた。

とのことだったが、史実と異なり戦争になってしまったらしい。

バニラではゲーム開始時点で戦争状態だったのが不評だったので、いつ頃からか平和状態でのゲーム開始に変更されて久しいが、百年戦争への半強制的な誘導はやっぱり必要だと考え直したのだろうか?

それとも史実ではマーガレット・オブ・アンジューの親父さんへの譲渡だったらしいので女王の即位と何か関係があるのか。

無情にもフランス軍のコンドティエリは開戦直後にさっさとアラゴンを去っていった 。当たり前か。

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そしてイングランドは為す術もなく大陸側の領土全てを占領され、カレー、ノルマンディ以外の州をフランスに回収された。

攻撃側がイングランドだったので、介入することもできなかった。

アラゴンカスティリャと白紙和平 1449.2

フランス軍が撤退するとナバラ戦争は膠着状態となり、アラゴン陸軍の21個連隊フルスタックはカスティリャ陸軍を完全に無視して首都トレドと要都ブルゴスの両要塞を先に占領した。

一方でカスティリャに首都バレンシアを陥とされたが 、白紙和平でナバラ戦争からカスティリャの手を引かせることに成功したようだ。

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グラナダ(モロッコ、チュニス)侵攻 1449.3 - 1451.8

タイミングのいいことに、カスティリャが白紙和平で戦争を抜けさせられたまさにその月に、グラナダとの停戦期間が開けた。

好感は10貯まっていなかったが、土地をあげる申し出をしたらカスティリャ、トレムセンが参戦してくれるとのことなので誘う。

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グラナダナバラは同盟しているので、ナバラも敵になる。

共戦国 co-belligerent については、カスティリャナバラは同盟しており、チュニスはトゥーグラと同盟していたことから、モロッコだけを指定することにした。

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カスティリャに通行権をもらって、グラナダ要塞沿いにアルメリアへ直行する進撃路を事前セットしてから、おもむろに宣戦布告。

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3個連隊を海路でナバラの隣の州の港に向かわせる。1日の差でカスティリャより先にナバラに入ることができ、 攻城戦の優先権を得た。

少し余った陸軍は海上からモロッコ西岸に上陸。アトラス山脈の裏手に入り込んでいく。

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グラナダの各州にポルトガル軍が先に入ると、カスティリャは行くところがなくなってモロッコ軍の終結しているセウタに向かった。カスティリャは後から来たが、要塞なので戦闘では有利になる。

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メリヤを占領作業中にタイミング悪くモロッコの僭称者の大スタックが出現。
そこにいた1個連隊は瞬殺された。無念だが仕方あるまい。

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地図の変更で通れなくなったアトラス山脈の周りで、モロッコ陸軍とイタチごっこをしながらも着実に占領していく。

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ここでタイミングよく、A new champion of the joust イベントが発生して、攻城戦 +2 (2-3-4-2)の将軍を引いた。マラケシュ攻略がだいぶ捗る。

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最終的にモロッコ陸軍はカスティリャ陸軍と共同で南端に追い詰めて殲滅した。僭称者が攻城戦を続けているため取れなったフェズを除き、モロッコ全土を占領した。

グラナダ全土、チュニスの要塞ケフと出島を除く全土を占領したところで和平。グラナダは個別和平で完全併合し、モロッコは領土は奪わずに屈辱と賠償金のみで和平した。

チュニスはアンナバ割譲で和平した。もっともアンナバは、のちにトレムセンに60ダカットという良い値段で売ってしまったが。

ナバラを属国化して防衛戦争に参戦 1451.8

ナバラについては、和平のさいにあえて属国化を選ぶことで、係争中のアラゴンとの戦争に自動参戦するという手口を使った。

するとなんと、同盟していたブルターニュが防衛側で快く参戦してくれるらしい。ナバラの仮想敵国だったからだろうか。

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さっそく参戦してもらったが、本土へ攻め上ってきたアラゴン軍と一戦交えた後、ビビってさっさと個別和平しやがった。

アラゴンとも和平 1452.2

おそらくはナバラを占領できなかった期間が7年間くらいあったせいで、ポルトガルが強制参加した時点で、すでに戦勝点が21も貯まっているというタナボタ状態だった。

ブルターニュからアラゴン軍のスタックが戻ってきたので、この21点で労せずしてバレアレス諸島サルディーニャ北部、さらに賠償金までもらって和平した。

ポルトガルはほとんど何もしていなのに、儲けものだった。

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ブルゴーニュとイングランドの戦争に巻き込まれる 1453.2 - 1457.5

メーヌ割譲にまつわって再開した百年戦争が終わらない中、すでに大陸への足掛かりを喪ったイングランドにブルゴーニュが宣戦布告。

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目的地のコー Caux はすでにフランス占領下にある中で、占領できない州を狙った戦争を始めるブルゴーニュは頭がおかしいとしか思えない。

信義を重んじて防衛側で参戦することにしたところ、イングランドが大陸領土をすべてフランスに占領されていたせいで、真っすぐブルゴーニュがポルトガルに攻めてきた。迷惑きわまりない。

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いちおう勝つには勝ったが、得られたのはイングランドの好意 favors が25だけであり、必死にブルゴーニュ本土の攻城戦やポルトガルの本土の防衛戦をした結果、終戦時には厭戦気分が14になってしまった。

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フランスと戦争中のイングランドしか味方がいないと知りながら、信義など重んじたばかりに回復に少なくとも10年かかる大打撃を喰らってしまった。

隣のカスティリャから好意25もらえるなら頑張りがいもあるが、イングランドみたいな遠方の国から大量に好意を貰っても大して使い道がない。次からは冷静に判断せねば。

カスティリャ継承戦争(ポルトガル関係なし) 1454.1 - 1457.10

カスティリャ国王が亡くなったさい、アラゴンとフランスの間で継承戦争が発生。ポルトガルはブルゴーニュとの戦争で取り込み中につき、横目で見るだけの立場。

ルシヨンにはポルトガルが支援した貴族の叛乱軍がいて要塞を攻略していたが、通りすがりのフランス軍にいつしか殺されてしまっていた。せめてアラゴン軍に殺されたかっただろうに無念。というか支度金返せ。

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結局のところ、いつの間にかフランスが王位請求を撤回して和平したようだ。その結果カスティリャアラゴン隷下の同君連合に組み込まれた。

とはいえ、のっけから自由への渇望 liberty desire が85.7%もある状態なので、早速、外交で独立戦争の支援をしておくことにした。 

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数ヶ月すると100%になったが、どうやら直ぐに独立戦争が起きるわけではないらしく、しばらく100%のまま別段何も起きず。

シエナ防衛戦争 1460.8 - 1462.5

シエナ教皇領がフィレンツェに襲われていたので、シエナと同盟して関係を特急で100にし、和平強要で参戦した。

フィレンツェ陸軍を殲滅して差し上げ、全土を占領し始めていたというのに、シエナがなぜか完全併合の和平を受け入れてしまって国ごと消滅。ポルトガルに分け前はなかった。

プロバンス攻略 1461.12 - 1464.3

可哀想に二つぐらいの戦争に巻き込まれて、もはや首都プロバンスともう一州の要塞しか残っていない。そこへポルトガルが宣戦布告。

たちまち占領し、フランスへの橋頭堡を得た。プロバンスは仮想敵国から脱落したのでジェノバを指定した。

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途中、貴族どもが本土のブランガンサで叛乱を企てたが、確率50%のバクチに勝って叛乱軍は出現しなかった。

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ナポリ独立戦争 1464.6 - 1465.9

アラゴンの君主(66歳)が死亡すると同時に、なぜかカスティリャではなくてナポリが、独立戦争を起こした。

結果的にカスティリャナポリ側の立場で参戦したので、ポルトガルとしては同じことなのだが。

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アラゴン陸軍は怯えてフランス領内に逃亡し、がら空きのプロバンスを占領するなどすでに諦めムード。ナポリシチリア島を陥し、ポルトガルイベリア半島をあらかた占領した。

個別和平でバレンシアからアリカンテまでの4州を奪って勢力拡大した。

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いっぽうナポリは約一年後の1466.8に、シチリア島を確保して独立を果たした。 これでアラゴンは本土の6州とマルタだけになった。

ブルゴーニュ公頓死(ポルトガル関係なし) 1467.2

これがあるので、ブルゴーニュを同盟国にはしたくない。すべてオーストリア領になった。オーストリアは同盟国なので、願ったりかなったりではあるが。

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叛乱祭りの間を縫って、ジョロフ攻略 1469.5 - 1469.11

占領したカタルーニャやら、バルセロナやら、プロバンスやらで不穏がたまり、次々と蜂起するのを武力で討伐した。その結果、借金を背負うことになったが。

バルセロナ(要塞あり)での蜂起を待つ間の時間を使って、ジョロフを討伐。マリに売り飛ばして資金500以上を得た。これで借金が返せるぜ。

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併合したジョロフは、保護国として復活させたが、知らないうちに独立していた。

トレムセン(フェザーン)を膺懲 1471.12 -

カスティリャから親切な申し出があった...が、高すぎるよ!

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トレムセンが何度も挑みかかって来るので、人的資源がかなり削られた。

売り払ったアンナバを奪い返し、フェザーン保護国にした。
ところがこのフェザーンも、知らないうちにチュニスに攻め込まれて領土を1州に減らされていた。

保護国がらみは、既定の設定では何も通知が出ないようなので、独立されても攻め込まれたもわからない。今後は意識してオンにするようにしよう。

マリでポルトガルの支援する叛乱軍が蜂起、それを大義名分として宣戦布告 1478.11 -

ソンゲー、ジェンヌと同盟しており、かなりの大軍を擁していたが、叛乱軍と合流して傀儡政権を作りたいという欲望に勝てず、つい宣戦布告してしまった。

辺境のポルトガルにはルネッサンスがなかなか波及せず、まだ2つめの探検政策が取れていなかったので、マリの奥地は戦場の霧の向こうで見えなかったが、陸軍で偵察すると、叛乱軍も14000というなかなかの規模でブーレを攻略中だった。

陸軍と将軍の性能の差で勝つには勝ったが、人的資源と資金を払底させる結果となり、10年間の賠償金だけという半端な条件での和平となった。叛乱軍はマリに鎮圧されてしまい、結局ムダになってしまった。

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高々、叛乱軍が蜂起したというくらいのことで、3カ国の同盟軍に挑むのは判断の誤りだった。

ルネッサンスが全然来ない... 1480.12

フィレンツェで花開いたルネッサンス

例によってポルトガルにはさっぱり普及しない。安定度3を維持しているんだが。

行政、外交君主力がオーバーフローしてしまうので、州の開発とかに回して無理やり消化しているが、本当にもったいない。

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金で解決したいのだが、ポルトガルとしてはあるまじきことに、貯金が1桁台で収入がマイナス0.2とかになっている。

アフォンソ即位後のコインブラ伯イベントで安定度を選んだのは失敗だった...

カルマル連合、ホラントと神聖ローマ皇帝オーストリア一派の泥仕合

今回はイングランドカスティリャだけでなくオーストリアとも同盟していたので、呼ばれてしまった。

これだけ離れていると、さすがに脅威は全く感じない。しばらくして白紙和平を行って、とにかく平和状態にした。

アラゴンを無力化

和平が明けた。ナポリに離反され、沿海の4州をポルトガルに奪われたアラゴンは、陸軍わずか6000でピレネー山麓を守っている風前の灯。難なく制圧し、領有権主張をつけていた州はすべて奪って和平した。

アラゴン分離主義者21000の要求に屈服

人的資源も資金もなくて、鎮圧できる見込みがないので、叛乱軍の要求を吞まざるを得なくなった。こんな屈辱は初めてだ...

いちおう屈服する前に、行政君主力を投じて完全に中核化しておいた。

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縄張り中核州 territorial core のままで渡すと、アラゴンに還した瞬間に中核州が消えてしまい後で奪い返しづらくなるので。

そして落涙のグランドフィナーレ 

 8歳年下の後継者が死去し、新たな後継者を得ないまま、アフォンソ5世は50歳の輝かしい人生を終えた。

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待っていたのはイングランドとの同君連合という結末だった。

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振り返り

  • アラゴンを削るところまでは流れは最高だったが、 気が大きくなってブルゴーニュをポルトガル本土に引き受けてしまったことが響いた。
    リスボン近辺を長らく占領され続けた結果、資金不足に陥り、不穏の最大要因である厭戦気分を溜めてしまった。
  • また叛乱支援にハマってしまい、たぶん5カ国くらいにのべ300ダカット以上も投資した。
    しかし実際に蜂起に至ったのはアラゴン、マリだけであり、 叛乱軍に規模も半端であった。叛乱が発生した後に支援すれば無償なので大盤振る舞いもほどほどにすべきだった。
  • 最後に後継者。8歳差なのだからそもそも即位時点でリスクがあったわけで、後継者をもっと戦場に出し、死なせて若返りさせておくべきだった。