Steam向け音声制御 VoiceBot Pro は果たして使えるのか?
諦めて、Windows の言語設定に英語 English を追加した。
すると、表示言語は英語にせず日本語のままで、音声認識だけ英語に変更することができた。さっきのサポートサイト情報は古かったらしい。
人柱ついでに、試してみる。
プロファイルの入手
まずは、VoiceBot から EU4 プロファイル(英語版)をダウンロードして入手し、選択して適用状態にした。
EU4 を起動する前に、VoiceBot を起動して練習
起動直後からマイクの音を拾い始める。
a とか to とか表示されているのは、雑音を拾っているため。
EU4を起動する前に練習してみる。
恥ずかしいから小声で発音したら pause が was に認識された。Economy とかは小声でも大丈夫だった。恥を捨てて通常の声で発話したら pause も認識された。
EU4を起動して色々試してみた
対応しているコマンドはゲーム中のものだけなので、ゲーム開始までは普通のマウス操作で行う。
ゲーム開始後から、対応しているコマンド(上記画面の左端がその一覧)が利くようになる。
国家統計 Ledger、政府 Government などは割とすぐ認識されるが、Court とかは Quote とかに認識されがちで、自分の英語の発語のしょぼさが分かった。
セカンドスクリーンに VoiceBot を表示させておけば、どのように認識されたかは分かるので、それを見ながら発話を改良していくと、ほとんどのコマンドが通るようになった。
プロファイルの改造
ダウンロードしたものをベースに、編集画面で足りないコマンド(マクロ)を追加できる。通常のマクロ編集であれば、C#の知識は必要ない。
感覚的にはゲーミングマウスのボタンへのコマンド割り当てと似ている。
実際に追加してみて、追加したものが機能することは確認できたが、よほどゲーム中のショートカットを熟知していないと正しく動作させるのは難しそうな感じだ。今後研究。
補助画面の表示や画面のちょびっとスクロールなどで便利
ユニット(軍)のクリックや操作などは所詮できないのだが、タブの画面を出すとか、画面を上下左右に少しづつスクロールさせる、首都にフォーカスさせるなどは音声でできるので、ちょっと楽。
結論としては、音声認識を英語設定に変えてでも、併用する価値がある。
どうせ Windows 10 (Cortana) の音声認識なんて使ってないので、英語設定にして放置しておいても何の弊害もないし。
今なら400円だし、ユーロ・トラック・シミュレータとかキー操作が面倒だと常々思っていた他のゲームにも使えそうなので、便利かもしれないです。