ポルトガルAAR もはや初心者向きでもない(その5)
前回のあらすじ
聖書の現地語訳 Bible Translated が早く発生したため、その場のノリでプロテスタント Protestant に国教ごと改宗してしまったポルトガル。
その甲斐あって改宗中心地 Center of Reformation がブラガンサ Bragansa に出現。それはもう気持ち良い位の勢いで周辺の州は自動的にプロテスタントに改宗されていった。
しかし宗教統一度 Unity of Religion がほとんどゼロになり、不穏 unrest が上昇して叛乱鎮圧はいつにもまして大変な状況。資金もギリギリで、良いイベント、一時賠償金、階級との取引 interaction などを駆使して何とか借金 loan はしないで済んでいる。
そして時代は宗教改革の時代 Age of Reformation へ。国教プロテスタントでこの時代を迎えるのは初めてだ。
西アフリカは、マリ Mali を属国として従え、周辺の国家を次々と滅ぼした。
もし停戦期間外で激おこの国が4か国以上あると、包囲網 coalition を組まれてしまうので、小さな国も確実に潰して西アフリカの覇権は握った。
オスマン Ottomans 対ベネツィア Venice は、フランス France やチュニス Tunis が頑張っている。すごく痛そうだ・・・関わらないようにしよう。
植民は喜望峰の隣の州までは到達。カスティリャがギニア湾岸の難所に挑んでいる間に要地を先占しておく。
1505年、カツィナ Katsina 攻略
エア分離主義者 Air Separatists との削り合いで兵力が半減したので、士気最低の軍でも征服できるとみてカツィナに宣戦布告。
読みは当たり、カツィナ陸軍を袋小路の要塞に追い込んで全滅させたが、そこにカネヌ・ボルヌ分離主義者 Kanem Borman Separatists の大軍が湧いた。
全滅は免れたが遥か彼方まで退却させられた上、相変わらず人的資源 manpower は低水準なので奪回は諦めた。
そこ以外は全土占領したところで2州割譲と290ダカットもの一時賠償金で手を打った。
反乱軍がネックで外に出かけられない
これで資金は400に回復、人的資源も4000を越えたので、やっと普通の戦ができる。といっても陸軍維持費 Aamy mentenace を最大にしたら10ターンもたないが。
そろそろカスティリャ Castile 、アラゴン Aragon を連れてモロッコ Morocco でも殴るか?・・・と思ったが反乱進捗90%が3カ所も残っているので油断できない。
モロッコはトレムセン Tlemcen 、ティンブクトゥ Timbukutu と同盟しているので、少なくともティンブクトゥは即刻脱落させないときつい。残り2つはカスティリャ達に片づけてもらうが。
1506年、中央アフリカ討伐
モロッコ、トレムセン、ティンブクトゥに領有権主張をつけながら、矛先を中央アフリカに向ける。まだ未回収の州が4つ以上あるので、北アフリカに戻る前に始末をつけておきたい。
コンゴ Kongo 旧領の大半を喰ったルンダ Lunda とショクウェ Chokwe の2大国が同盟しており邪魔。大国の外交アクション Great Power actions を使って同盟 Alliance を切らせるか?
ウーン、そこまで敵は強くないハズなので、力づくで各個撃破して片を付けよう。
ただしリスクを減らすため、中央アフリカ Central Africa やコンゴ Kongo の未踏の地 terra incognita の地図はクダ Kuda に開示させておく。
もうコンキスタドールも入らせてもらえないくらい仲が悪いので。
クダは気前よく地図を共有 Request to Share Maps してくれた。
完全編成の連隊だけ集めて、最前線に集中配備した。アフリカでの反乱はもし運悪く起きたら、余り気味の軍事君主力を使って戒厳令で抑え込む予定だ。時間優先。
ろくな要塞もない所なので、どんどん奥へとなだれ込める。
数を頼んで士気最低のままで突入させているので危うく負けるところだったが、何とかルンダ陸軍とショクウェ陸軍を全滅させた。接敵前に軍事技術を上げて、ランツクネヒトに格上げしておいたのが利いたらしい。
首都で再建されていた微妙な戦力のショクウェ陸軍に僅差で負けてしまった。
全土占領モードに入っており、こちらの戦力も中途半端になったのがよくなかった。
ルンダはショクウェの先にあり、ポルトガルと国境を接していなかったので、個別和平で土地をもらうことはできなかった。一時賠償金、延払い賠償金、交易力移転の経済3点セットで個別和平。
ショクウェからは2州を奪取、一時賠償金、延払い賠償金、交易力移転で和平した。
この2国は大きいだけあって金持ちで、資金は700以上になった。
弱ったショクウェはルバ Luba その他3国からハイエナされはじめた。
ほどよく分割されてくれるといいのだが。
1509年、モロッコ・トレムセン討伐の準備をしたが…
西アフリカから、北アフリカへせっせと運んだ。
しかしカスティリャは君主の性格が悪い malevolent ためにマイナス補正がかかり、参戦してもらえない。チュニスは参戦してくれるようだ。決行するか?見送るか?
カスティリャの君主は48歳で、すぐには代替わりしそうもない。
しかしチュニスとポルトガルのみで討伐を行うのはリスクが大きすぎる。
軍を運ぶ前にチェックしとけばよかった…
1510年、エア討伐に切り替え
エア・カツィナ(再戦)・カネム・ボルヌの3国との戦争
- エアは併合後に、同じくエアとして属国を独立させた
- カネム・ボルヌは、そのまま併合
- カツィナ(再戦)は途中で叛乱祭りになり、あまりに危険なので首都を落とした時点で賠償金を取るだけ取って和平
その後、カツィナの内乱が集結すると属国カネム・ボルムの領土が自動的に増えた。
どうやらカネム・ボルヌ分離主義者の占領地がそのまま貰えたらしい。ラッキー。
同盟2、属国3となり外交枠を1つ超過したので、そろそろマリの外交併合でもしないといけないな。
1510年、有能な後継者 heir がまた死ぬ orz
次の後継者はカスだが、いま廃嫡するのは危なそうなのでやめておく。
こうなったら今の君主ができるだけ長生きしてもらいたい。
1511年、カスティリャがアシャンティ Ashanti 侵攻
カティナ州(税収20)で19,000名もの大叛乱が発生。
けっこうな数だったが、エアたちとの停戦後に引き上げてきた軍が丁度、この辺にいたので鎮圧は容易だった。
その後、いつの間にかアシャンティが爆誕していた(2州だが)のに気付いた。
カスティリャがさっそく目をつけて、侵攻しようとしているらしいとの噂が。
数か月後に開戦。ポルトガルも呼ばれてしまったので、お付き合いする。
例によってカスティリャは陸軍を配置することなく、いきなり開戦した。
まあ、この位置だとアフリカ常駐ポルトガル軍が占領することになるだろうな。
好意 favor だけ稼いで終わるか・・・それとも横取りするか…
決めかねているうちに、カスティリャが全体和平をかました。一時賠償金は、ほぼポルトガルの報酬になった。カスティリャ軍、いちおう上陸はしていたが、そのまんま同じ船で帰っていった。
好意40を獲得。こんなに貰っても使いきれんぞ・・・
1511年、ベニン Benin 侵攻
内乱状態のヤオ Yao にハイエナしていたベニン Benin(1州のみ)に領有権主張を付け終わったので攻め込んだ。同盟国のチョ Tyo も一緒に叩いておく。
信仰の様相 Aspects of Faith を3つ発動する実績を達成
ひたすら改宗を続けていたら、教会力100を3回達成。
3つめの信仰の様相を発動させて実績を達成した。
151x年、ヤオ Yao 侵攻
国内擾乱で死に体のところへ、カエヌ・ボルヌの中核州奪回の名目で宣戦布告。
ヤオ軍よりも農民叛乱軍の方が凶悪だった。首都攻略中に2回も蜂起され、2回目の蜂起で傭兵4個連隊を失った。100ダカット相当の大損害だよ…
151x年、コンゴ Kongo 侵攻
ショクウェが周辺国からハイエナされ、コンゴとカサンジェ Kasanje が再興されていた。さっそくコンゴ(2州)にスパイを送り侵攻準備。しかしスパイ網25を超えたあたりで発見されてしまった。やむを得ず1州のみの領有権主張のまま宣戦布告。
同盟国ショクウェとは経済3点セット、コンゴとは1州割譲+経済3点セットで和平した。
151x年、コング Kong 侵攻
コング(2州)、ソンゲー(3州)との停戦期間が切れた。
すぐには仕掛けず、ソンゲーを脅迫して1州を奪ってから、同盟国コングに宣戦布告。
コングはマリと半分ずつ、ソンゲーはポルトガルが全部取って両国とも併合完了。
1516年、クバ Kuba 侵攻
クバが周辺2国とともにルンダ Lunda に侵攻し、ポルトガルの領有権主張が付いた土地を奪ったので、宣戦布告できるようになった。
叛乱軍を片付けたついでに、クバ(3州)に宣戦布告。
特に困難はなかったが、同盟国のカゼンベがルバの向こう側にあり、通行権とってまで行きたくなかったので2州のみ併合した。
カスティリャで清教徒 Puritan の反乱祭り
1517年、清教徒の大軍が蜂起
なんと17,000名という大軍勢の清教徒の異端 Puritan Heretics がカスティリャ領内に湧いた。
さらに 23,000名も殖えた。
さらにさらに15,000名も殖えた。
カスティリャ陸軍はギニア湾岸に3万ほど屯しているが、戻ってくる気はないらしい。
1520年、栄光のスペイン誕生
国内は清教徒の叛乱でボロボロになっているようだが、スペインは誕生した。
ナポリも併合96%まで進んでいるので、地中海の最大勢力になるだろう。
1521年、やっと本気を出して鎮圧された
この20年以上、ほとんど何もしないまま5万以上も兵がいるのね・・・
ソンゲー Songhai とモッシ Mossi の大反乱
ソンゲー分離主義者 24,000 の方は城でトラップしておき、モッシ分離主義者の蜂起を待った。まずは数の少ないモッシ(といっても 16,000)の方から片付ける。
続いてソンゲー分離主義者。すごい数だ。
反乱軍の割には指揮官が優秀 2-4-1 だったため、結構きわどい戦いに。
勝つには勝ったが、結構な損害だ。
歩兵は全て傭兵なので、人的資源の喪失はわずかだが。
ティンブクトゥとの停戦が切れた
同盟国はモロッコだけだが、カスティリャ君主の性格が悪く参戦する気ナシ。
チュニスはオスマンに2回も付き合って借金400を背負ってしまい、やはり参戦意向ナシ。おまえらなぁ・・・
とりあえず近々では大きな戦争は無いので、工房と教会を5個ずつ建てて、使命の消化に励むことにする。
過剰拡大と反乱が落ち着いたら、単独でも仕掛けるかもしれない。領有権主張を3つ付けてるティンブクトゥだけ蹴落として和平でも十分なので。
凡庸な君主が死亡して妃 Consort が摂政政治 Regency
まだ20歳とかなり若い上、能力 3-3-4 は君主 2-1-2 を全ての面で上回っている。
但し、交易効率 -10% の特徴 traits 持ちなので、その点は惜しい。
清教徒が跳梁跋扈するスペインをよそに、ポルトガルの1521年は最高の年となった。
一年間限定だが税収+50%というとんでもない補正が付く。
カツィナ攻略(3回目)
叛乱鎮圧に奔走しており、西・中央アフリカから一向に出られないポルトガル軍。
ティンブクトゥ・モロッコ攻略を企画してはいるが実行できぬまま、カツィナ、アシャンティとの再戦となった。
とした。
なおヤオには、カネム・ボルヌ、ポルトガルが領有権主張を付け終わっているので、停戦明け次第、滅ぼせる見込みだ。
つづく