ポルトガルAAR カネの亡者(その1)モロッコ・チュニス分解
資金欠乏で経営破綻した反省を踏まえ、今回は最初から資金を大事にしていく。
ただの偶然だが、顧問 Advisors 全員が経済閣僚
これは嬉しい。増収関連の顧問が勢ぞろいだ。
- 税収増加 National Tax
- 交易効率 Trade Efficiency
- 人的資源増加 National Manpower Modifier
諸身分 estates との取引 interaction もボーナス維持の方向で
交易効率、税収増加となるように初期設定を、いつもと違うパターンで行った。
いつもは以下のような感じなのだが・・・
今回は無借金経営・安定資金収入確保を旨とする。
ブルジョア Bulghers
ブルジョアについては工夫の余地はない。いつもどおり。
独占許可を許可して交易効率増加ボーナス継続を狙う。
聖職 Clergy
聖職には冒頭から献金 donate も行って忠誠度 loyalty をできる限り上げておき、税収増加ボーナス継続も狙っていく。献金の元手に回すために小型船 Light Ships 2隻の建造は見送って40ダカットほど節約する。
どうせ海戦 naval battles に勝てば船は手に入るからな。
あとはいつも通り。
- セウタ Ceuta を聖職に下賜、異端審問官 Inquisitor を取引で入手するなどして、とにかく影響力 Influence を80以上に上げる。
- 取引で外交君主力 diplomatic monarc power を獲得、安定度を1段階上げて+1に上げる。
- 2カ月後、さらに安定度を1段階上げて+2に上げる
貴族 Nobility
貴族についても工夫の余地はない。ほほいつもどおり。
諸身分との取引で軍事君主力 military monarc power、人的資源 manpower などをもらっておく。
顧問のおかげて人的資源ペナルティはカバーされるので、議会の招集 Call Diet はせずに、いざという時のために取っておく。
1446年、スース Sus の独立戦争
今回は真っ先にカスティリャ Castile と同盟してから、外交を固めていく。
独立支援 Support Independence を発動できた。
ムザベ Mzab への独立保障を取り消し、外国枠を超過しないようにする。
グラナダの隣で開戦を待ち、独立戦争の開始と同時にグラナダ軍主力に12個連隊をぶつける。2個連隊は直接またはジブラルタル経由で無人のマラガ Malaga に向かわせる。
グラナダ陸軍を全滅させた
士気最低だったが、向こうも同じだったようで、損害は大きかったが数の差で勝った。
これで負けて、首都グラナダの攻城戦の権利がカスティリャに移ってしまうと、カスティリャにグラナダを取られるリスクがあったので結構重要な戦いだった。
セウタ Ceuta が一発で墜とされる
要塞は無人ではなかったのだが、1か月分(100名位)しかいなかったため、判定ダイスが悪かったらしく、わずか34日で落城となった。これは大誤算だ。
モロッコ軍がスース Sus に手こずっている間に、周辺の州やタンジールを攻略
スースの首都は落とされているが陸軍は全滅することなく回復済みなので心強い。
カスティリャ軍も海からサレ Sale に上がってきたので、ポルトガル陸軍に随伴させて、各個撃破できるものはしていった。
各個撃破を励行中、モロッコ陸軍主力に補足された。真正面からの野戦はやりたくなかったのだが・・・
タンジール攻囲軍を早めに加勢に回したのが奏功、野戦の最終局面で決定打となった。
セウタ奪回よりも先にタンジール攻略が完了した。
モロッコ陸軍はスース陸軍に補足され、序盤の意趣返しをされている。
1447年6月、セウタ奪回の記念すべき日に、素晴らしい後継者が誕生
行政6、外交4、軍事5の息子、ペドロ誕生。まあ大抵、病気で死ぬんだけど。
モロッコ、グラナダとの大海戦
敵の海軍のほぼ全てと、ポルトガル海軍の全て+カスティリャの一部で大海戦。
港で休んでいるのは、カスティリャの大型船4隻を含む主力艦隊だと思う。さっさと出てこいや!
これに先立つ海戦で、船の耐久力が上がる指揮官の特徴 Leader Trait が付いていたこともあり、一隻も失うことなく勝利した。
1447年10月、まずグラナダが脱落
個別和平でグラナダが戦争から離脱した。ジブラルタルには領有権主張を付けてあったので、ポルトガルのものになった。
アラゴン Aragon がナバラ Navarra と同君連合 Personal Union
カスティリャは何をやっていたのか・・・ナバラがアラゴンと同君になった。
1449年、モロッコと単独和平
カスティリャがここまで押し込んでいれば、個別和平でポルトガルが抜けても、モロッコが勝つようなことはないだろう。
タンジール、賠償金220を先にいただいておく。
ライバル侮辱 humiliate も成功し、栄華 splendor の増加ペースが増えた。
後は好きにしてください。
フェズ Fez を落とし、さらに息巻いて増援を送るカスティリャ。やっぱ鬼だわ。
1450年、チュニス Tunis がトゥーグラ Tougourt に宣戦布告
すでにトゥーグラとの関係改善は+90までやってあり、暴発を待っていた状態。
攻撃的拡張ペナルティのため独立保障をかけても100にならないので、25ダカット贈与して関係を25改善した。お金があるって、素晴らしいね。
スース Sus がモロッコから独立
これで今回はモロッコ攻略が楽になった。
チュニス攻略中
フェザーン、トゥーグラ陸軍は今回も健在。そこへほぼ完全編成の18個連隊を送り込むのだから負ける気がしない。
日の出の勢いの我が国に、枢機卿 Cardinal も置かれたようだ。
さっそく教皇庁影響力を1回分、投じておく。
チュニスはセウタ攻略にでも向かったようだ
歯が立たないと思ったのか、予備役状態のセウタ要塞の方面へ転進しているチュニス軍。
王妃マリアのお気に入り人材を採用するかどうか訊かれた
給与半額の +2 軍事顧問に交替させるか、軍事君主力50をもらうかの二択。
人的資源を増やす顧問を替えるメリットが感じられないし、軍事君主力も欲しいので二番目の選択肢を選んだ。
チュニス軍が戻ってきて、ケフ要塞で熾烈な戦い
フェザーン軍が哨戒している北方を避け、ジェリド Djerid 領を通って南方からケフ要塞へ殴りこんできた。
士気を1レベルしか上げられなかったが、チュニス・ジェルバの攻囲軍から9個連隊を引き抜いて投入することで敗北は免れた。
ケフ要塞の高地 highland の地形効果は厳しく、損害は大きかった。
この後、敗走したチュニス陸軍をビスクラ Biskra くんだりまで追撃し、南下してきたトゥーグラ軍・フェザーン軍と挟み撃ちにして全滅させた。
トゥーグラ軍による全体和平だったが、ポルトガルが決定的な関心 vital interest を表明しておいたアンナバ Annaba はポルトガル領となった。またトリポリ Tipoli、アルジェ Algiers が分離独立した。
一時賠償金も133ダカットが分け前となったので、おそらく採算は合った。
1450年、トゥーグラがムザベ Mzab を狙っているとの噂
チュニスが独立保障をかけているのだが、敗戦の痛手で借金漬けのはずで、おそらくは参戦しないと見ての狼藉のようだ。
トゥーグラとは別に国境も接していないので、今回は特に介入しないことにする。
そんなことより、早いことアルジェ Algiers を喰ってしまったほうがよいだろうし。
都合のいいことにアルジェがグラナダと同盟
グラナダを巻き添えにすることができるようになった。ラッキー。
ハハハ、怖かろう!
どうみてもグラナダ狙いです。ありがとうございました。
王妃マリアのお気に入り人材を採用するかどうか、また訊かれた
マリアよ、何度も言うが替える気はないぞ。軍事君主力をまた50ゲット。
このイベント、何度も発生するものなのかねぇ?
戦いは終わった・・・
グラナダの2個連隊、アルジェの5個連隊は最初の奇襲で共に全滅した。
モロッコ現政権は転覆
国土をズタボロにされ、さらに叛乱軍に追われて陸軍もズタボロにされた。
ムザベ Mzab は併合されたようです。
アルジェ併合、マラガ割譲
君主アフォンソ5世が交互に督戦する中、陸海軍をなくした両国での消化試合が行われた。
外交君主力が勿体ないので、グラナダと個別和平はせずアルジェと交渉。アルジェは滅亡、グラナダにはマラガ要塞を譲渡させた。
1454年10月、アフォンソ5世は早逝
ずいぶんと早い崩御だったな・・・
後継者は優秀だが7歳なので、王妃が摂政となった。軍事以外は1なのは痛い。
つづく