前回までのあらすじ
世界で6番目に優秀な王ペドロ2世 6-4-5 のもと過去最高の速さで技術 technology とアイデア ideas を獲得。
探検アイデア exploration ideas はとうにコンプ済み、統治アイデア administration ideas も道半ばまできた。
君主力 monarch power の使いどころが他にない軍事分野 military の技術は君主点1000以上を投じて世界最高水準を達成。
陸軍伝統も80以上となり将軍も俊英ぞろい。野戦での損耗も少なく、人的資源 manpower も節約できている。
イベリアン・ウェディング遠のく
カスティリャ Castile で新国王が即位してイベリアン・ウェディング Iberian Wedding の可能性はなくなり、アラゴン Aragon との再開戦は急ぐ必要もなくなった。
植民は順調
今回は資金に余裕があるので、同時2カ所の植民 colonize を推進している。
- 西アフリカへの橋頭堡カポ・ヴェルデ Cape Verde
- マデイラよりも入港しやすいテネリフェ Tenerife
を抑えた後、探検アイデアを獲得してコンキスタドール conquistador を出すまでの待機期間には、ギニア湾岸の難所3カ所に植民を推進した。
中央アフリカ Central Africa と南アフリカへの進出に向けてサン・トメ Sao Tome にも手を伸ばしている。
新大陸方面 new world はコンキスタドールを出した後、近い島から7つの都市探索を開始。陸地の探検完了後の植民は飛び石戦略をとり、開発 development は低いかわりに
- 植民距離 colonization distance の限界付近
- 原住民蜂起リスク native uprisingが少ない
ような州を選んで植民し、探検 explore できる範囲を拡大した。その結果、さらに西方にインカ inca の大陸を見いだした。
この新大陸はかなり西寄りなので、もしかすると太平洋横断ルートでアジアを発見できるかもしれない。
イングランドはフランスをめぐる継承戦争中
フランス France はブルターニュ Britany の同君連合下位 junior partner of personal union (PU) になり、これを不満としたイングランド England は継承戦争 succession war に踏み切った。
イングランドとフランスの同君連合なんてものは誰も望んでないので、同盟国とはいえイングランドは負けて欲しい。
ポルトガルはアフリカからヨーロッパへ
ポルトガルはイングランドに呼ばれないよう、西アフリカで不断の努力をもって戦争を継続。マリ Mali から金産地2カ所をもぎ取った。
再び欧州に陸軍を集め、神聖ローマ帝国皇帝オーストリア Austriaと同盟して今後の欧州介入に備える。
次なる標的は宿敵のアラゴン Aragon か、反乱支援をかけており現在70%のジェノバ General あたりの攻略を予定。tombi-aburage.hatenadiary.jp
ジェノバと開戦するのはどうだろうか?
神聖ローマ皇帝オーストリアが参戦しないなら考えてもよいかも?アラゴンのイタリア領土を攻める際の囮に使えるので。
わたくしめ策がございます。ミラノ Milan 領を奪ってのさばっているジェノバを攻めるべきは今かと存じます。皇帝、いかがでしょうか?
・・・まあ、無理だわな。
アラゴン攻めの準備
まず海陸でアラゴン陸軍の所在を確認した。
シチリア島12,000なので本土側にも3,000位は居るようだ。
トゥーグラ叛乱軍がアルジェから侵入
予想もしない邪魔が入った。アルジェ領内でトゥーグラ分離主義者が蜂起。
叛乱軍は7,000だがアルジェ陸軍は4,000のため、これをアルジェは放置。当方のトゥーグラ旧領に渡ってきて1州を占拠された。
他の2州も占拠されて分離主義が延ばされたら痛いので、アラゴン攻略軍から11個連隊を引き抜き討伐に向かわせた。
費用節約のため士気最低のままで討伐したが、ダイス運が最悪で野戦に勝てず。チュニスまで敗走してしまい、戻って討伐するのにさらに2ヶ月かかることとなった。
ジョロフ、フロ、カアブ叛乱
そんなことをしていた間に、西アフリカの反乱進捗は危険ゾーンの80%台に。叛乱規模は20,000弱なのでアラゴン攻略どころではなくなった。
幸い同時ではなく数ヶ月ズレて蜂起したので全軍で撃退したが、アルジェ合わせると1年くらいのタイムロス。
その間、国際情勢はさらに目まぐるしく変わる
1489年1月、フランス継承戦争はイングランド敗退で終わる
大陸領をだいぶフランスに回収されてしまったようだ。フランスを強化してどうするんだよ!
1489年、ジェノバの反乱支援は期限切れ
その後になって蜂起した。俺の払った金はどこへ?
ジェノバはクリミアと戦争中らしく、ノヴァラは占領されたままのようだ。
1490年、影の王国 The Shadow Kingdom 発動
神聖ローマ皇帝領が大幅に縮小するイベントがようやく発生。
サヴォイ、ジェノバ、ミラノ、フィレンツェ、シエナなどが軒並み圏外となった。
ブルターニュ(フランス)ともブルゴーニュとも組める立場に
すでにイングランド、オーストリア、スペインと同盟しているが、残りの2大陣営のどちらとでも組める状況のようだ。
でも外交枠が足りない。モロッコの属国、どこかで切り離そうかな。
いつまでたってもトレムセンに領有権主張をつけてくれないし。
マリ Mali 東方への突破を計画中
西からポルトガルが国土を蚕食し、マリは東へと延びていく。すでにほとんどジェンネ状態。
さて、どうしようか?
シエナ Siena を攻める場合
教皇領 The Papal State とも戦争になる。教皇領の兵力は18,000。たぶん勝てるが先の反乱鎮圧で陸軍が通常の半数位に損耗しているので、完全編成に戻すには200ダカットはかかるだろう。
教皇領絡みの選択肢は、破門が怖いので教皇領からは領土を奪わない前提で考えなければいけない。しかも現在の教皇庁支配者 Papal Controller はポルトガルを宿敵にしているデンマークなので尚更。
つまり、シエナが手に入る以上のことはない。
ジェノバ Genoaを攻める場合
オーストリアの保護は無くなったが、マントバ Mantua、フェルデン Verden、教皇領と戦争になる。船で沿岸偵察したところ陸軍の姿ナシ。クリミア遠征中で留守と思われる。
叛乱支援切れているが、反乱軍に要塞攻略をやらせておき落城寸前で横取りするのはできるだろう。教皇領のプロヴァンス側を先に攻めれば、救援にきた教皇領陸軍と反乱軍がつぶし合う展開もあるかもしれない。
のちに陸軍は近くに避難していたらしいことが判明した。危ない危ない・・・
アラゴン Aragon を攻める場合
サヴォイ、シエナが参戦する。ルシヨン要塞を掌握しており、アラゴン主力12,000はシチリア島にいるので、カスティリャは呼ばなくてもイベリア半島側のアラゴン領は席巻できるだろう。
アラゴンはイングランドにライバル指定されたので、呼べるかもしれない。
おお、イングランドも呼べるではないか。イングランドが参戦するなら、ナポリに上陸もしてくれるのでメリットがある。
1490年、アラゴン攻めを開始
まずは無人要塞を落とす
守備兵ゼロの要塞に大軍で突進。敵軍は怖れをなして逃げたので、すぐ落城させることができる見込みだ。
制海権は敵のもの
フィレンツェ海軍も、そこそこの戦力を揃えている。
サヴォイ、ナポリ海軍も出撃してきた。
ちょっと気軽には地中海には出られない状況となってきた。
早く来て欲しいイングランド艦隊
艦隊の派遣とナポリへの上陸戦を期待してイングランドを呼んだ。
現在、アイリッシュ海にて出撃に向けて準備中のようだ。
制海権を握られるとこうなる
アラゴン艦隊、シチリアにいた陸軍を本土に逆上陸させようとしている。
この展開は予想していなかった・・・急いで陸軍を集結させる。
しかし急に気が変わったらしく、上陸を取りやめた。
バレアレス諸島 The Baleares の攻略に切り替えたらしい。なかなか賢いな?
マヨルカ島で待機していた陸軍2個連隊を脱出させる。
イングランド艦隊、まだ準備中で出撃していない。2個艦隊を1個艦隊にまとめるのに、何カ月も時間かけないでくれよ。
サヴォイはカレー攻略にご執心
サヴォイはイベリア半島攻略を諦めて、カレー Calais にかかりきりとなっている。
イングランド艦隊、出撃
ようやく出撃したようだ。早く地中海に来てくれ。
あの・・・そっちは手が足りているんで、ナポリの方へ行ってもらえませんかね。
しかしイングランド艦隊がアラゴン艦隊をバレンシアに封止している間に、ポルトガル艦隊は地中海の敵艦隊をあらかた狩ることができたので、どんな形であれ、制海権があるというのは大きい。
1491年、フランス独立戦争
フランスがブルターニュへ独立戦争を仕掛けた。まあ当然の結果なのだが、こうなるのであれば同君連合の意味って何だろうと思うね。
この2年後に予想通りの結末で終わった。ブルターニュとフランスのタイマンではなぁ。せめてブルゴーニュくらい味方にしておけばよかったのに。
サヴォイは教皇領との別の戦争にも巻き込まれたようだ
サヴォイの動きがおかしいと思ったら、教皇領・カスティリャ・シエナ・ジェノバとも戦争になっていた。
ペドロ2世の個性は全て良いもの揃い
戦争中でも厭戦気分が下がり続ける優しさ Kind-Hearted はとても便利だ。
イングランド、ナポリ上陸を開始
イベリア半島からハンニバルばりにサヴォイを経由してアルプス越えを遂げた主力とは別に、知らぬ間に別働隊がナポリ Napoli にも上陸していた。
3万近い派遣軍を楽々送ることができるイングランドは素敵だ。
ひっそりとムザベ Mzab 再興
アルジェは叛乱軍を鎮圧できなかったようだ。
ペドロ2世は逝去、フィリペ1世が玉座へ
能力は半分以下に減ったが、不穏 -2の個性がある分だけマシ。
なお後継者 heir は一回り上回る能力の持ち主。ペドロ2世ほどではないが。
ちなみに嫁はマリア・テレジア Maria Theresia だが名前負けしている。
とはいえ行政4、外交4なので良い配偶者 consort イベントは出る可能性があるのでありがたいが。
シエナと教皇領に宣戦布告
サヴォイも陥落間近、教皇領の陸軍は北方に向かっている様子を見て、このさいシエナも接収することに決めた。
しかしサヴォイの最後の要塞は中々落ちないまま、教皇領軍も反転してきた。
要塞の攻囲を解きに隣まできたので、サヴォイとは賠償金などの条件で個別和平して明らかに不利な戦闘は回避した。
イングランド陸軍がナポリを落とし、そのまま北方へ駆け抜けていく。
なおシエナには、海上からピサ Pisa に上陸してローマ Roma へ向かわせるルート指定をすれば入れるようだった。
しかしこの直後にフィレンツェが陥落したので、ちゃんと証明はできていない。
アラゴンとの終戦
ナポリ、パレルモ、フィレンツェが落ち、バレアレス諸島とマルタ島に19,000の兵を抱えたアラゴンに対する戦勝点は99%となったので、いよいよ終戦させることとした。
ナポリの属国移転 transfer subject もできないことはないのだが、外交君主力200を払うのは惜しい気がする。戦後にはナポリはアラゴンからの独立戦争を選ぶ気がしたので、通常どおり、領有権主張のある領土の割譲と賠償金等の請求で和平した。
つづく