同盟パターン別グラナダ攻略
基本だが、カスティリャとグラナダとの停戦解除前には、ジブラルタルに領有権主張を完了しておくこと。
つまりポルトガルとの停戦解除2年前から領有権主張を開始しておくこと。意外と忘れがち。
以前のパッチでは、グラナダ領をポルトガル自身がとると、戦後はまず間違いなくカスティリャとの同盟が切られた。属国化でも切られることがあった。
カスティリャを同盟軍としてしばらく酷使する予定なら、ジブラルタルの領有には拘らないほうがよかったが、最近のパッチでは大丈夫なようだ。
グラナダ単独パターン(グラナダに同盟国なし)
カスティリャが何らかの理由で、ポルトガルの停戦期間が切れるまでのタイムラグの間にグラナダ攻略を始めないという幸運な状況の場合には、停戦期間が切れた後に通常どおり宣戦布告する。
この場合、カスティリャは とくに誘う必要はないが、グラナダ全土で攻城戦に入った後で誘って、各州にポルトガル陸軍を1個連隊だけ残して引き揚げ、残りをカスティリャ陸軍に任せることもできる。
カスティリャがグラナダと戦争したことになるので、グラナダとの間での停戦期間が設定されるのもメリット。
カスティリャはポルトガルの1年前に停戦解除されるので、カスティリャ陸軍がグラナダ国境に向けて怪しい動きを始めたら、グラナダ攻略の前触れと考える。
こんな風に国境沿いに詰め寄ってきたら、数か月もしないうちに開戦されてしまう。
この場合には、モロッコに宣戦布告してカスティリャを誘い、グラナダに宣戦布告しないように気をそらす。グラナダとの停戦が解除されるまでは、カスティリャ(やアラゴン、ナポリ)と一緒にモロッコをしばらく痛めつけておく。
アラゴンは国内の叛乱鎮圧等で浪費が激しく、借金漬けになっていることが多いので、あまりアテにしすぎないこと。
その後、グラナダとの停戦が解除され、モロッコの欲しい領土をおおむね占領したら陸軍をセウタ(またはアレンティージョ)に戻し、グラナダに宣戦布告してセウタからカディスに船で上陸(陸路で進軍)して、グラナダ陸軍を撃破&占領する。
和平の条件はグラナダの併合か属国化、賠償金。
モロッコ一括処分パターン(モロッコとグラナダが同盟)
モロッコとグラナダが同盟している場合には、どちらかに宣戦布告すると両方と戦争になる。モロッコのほうに宣戦布告してグラナダを巻き込むこともできるが、情勢が変わったときに和平しづらくなるので、できればグラナダ単独パターンと同様に考えたほうがいい。
まず基本だが、モロッコとグラナダの両方に領有権主張しておくこと。
タンジールかガルブに領有権主張できる使命が出ているときは、開戦の前に選んで、即席で領有権主張を追加するとよい。
宣戦布告後の占領は、当然ながらモロッコではなくグラナダを優先する。
トレムセンがポルトガルのライバルではないなら、宣戦布告の前に同盟しておくと、参戦はしなくても領土や港がすぐに使えるので後からモロッコへの上陸が楽になる。
トレムセンがモロッコのライバルでないときは、関係改善が100以上にならないので同盟できない場合もある。この場合には別の手段で改善して同盟する。
和平の条件はグラナダの併合か属国化と、モロッコの最低限欲しい領土の要求。あまり要求しすぎると、停戦期間が長くなりすぎる(10年~15年)ので、ほどほどにしておく。
単独でもモロッコは何とか倒せるが、カスティリャ、アラゴンを参加させたいなら両国が別の戦争をしていない平和な状態から宣戦布告する必要がある。
イングランドから百年戦争に呼ばれて参加しているときは、フランスと和平していないと、2つ目の戦争には同盟軍が参加してくれないので注意。
またモロッコとチュニスが同盟している場合には、チュニス一括処分パターンと同様の展開になるので留意すること。
チュニス一括処分パターン(チュニスとグラナダが同盟)
チュニスをライバル指定していないときは、開戦前に指定すること。
開戦したら指定できないし、戦力投射の特典ももらえない。
以降の流れはモロッコと同様だが、チュニスの場合には領有権主張を付けることができないので、グラナダ相手に宣戦布告する。アラゴンと同盟している場合には、誘うと熱心にチュニスを占領してくれる。
チュニスとの和平の条件は屈辱と現金がよい。戦力投射+30の特典はたいへん魅力的といえる。
なおチュニスに対して商人を送りこめば交易力が8%から10%に上がる(9%で足りないこともあるが、そのときは海軍維持費を増やす)ので、WoN拡張の貿易摩擦の正当化で大義名分を作ることはできないわけではない。
チュニスに宣戦布告してグラナダと単独和平という手もたぶん使えるが、大義名分を作るのに外交官を1年使うし、領土はもらえないし、チュニスがオスマン(ガレー船天国)と同盟することも多いのでメリットは薄いと思う。
アラゴン・ナポリ・カスティリャと共同であればオスマンのガレー船を一掃できるが、オスマンが参戦するだけで戦勝点が上がりにくくなる。
オスマンが参戦しないなら、和平で交易力移転を請求もできるので、やってみてもいいかと思うが。
全て一括処分パターン(チュニス、モロッコとグラナダが同盟)
たまに発生するが、全部と同時に戦争になるということ以外に違いはない。
トレムセンがチュニスのライバルであれば、チュニス陸軍が来ないのでモロッコ一括処分の応用にすぎない。
とくに苦労することもないが海戦で損害を出さないように注意。