ポルトガルAAR 教皇領のご機嫌に注意しながら征く Age of Absolutism イベリアン・アップデート待ちで投了
絶対主義の時代に突入 1611
ついに、絶対主義の時代が到来した。
これまで使わずに大事にとってあった、黄金時代をいよいよ発動する予定。
貿易会社、陸軍力の条件だけはすでにクリアしているが、あと1つ条件を満たさないと発動できない。宗教戦争に参加できなかったのが、ここにきて微妙に痛い…
なお、
によると、絶対主義の数値をさっさと上げないといけないようだ。
とりあえず、地方自治 local autonomy を下げられる州が幾つかあったので、下げて絶対主義を2点ほど稼いだ。 90は遠いなあ…
ここまでのあらすじ
前回のプレイでは教皇領と仲違いした結果、破門されてしまい中盤が難航。
苦し紛れにプロテスタントに改宗してしのいだものの、全体的な進捗としてはいまいちだった。今回は教皇領とは争わず、イタリア本土進出は控えめにした。
フランス、神聖ローマ帝国を共通の敵として、宗教改革の時代には、教皇領と同盟するに至った。
カトリックを維持できており、トルデシリャス条約が各植民地で発動したままになっているので、すでに6大陸に植民地建設済みとなっている。
現在のところ、カスティリャを武力で同君連合すべく戦争中。
カスティリャと同盟していた教皇領は敵方に回り同盟は解除されたが、和平時に領土を「奪わないようにしたので、引き続きポルトガルとの関係は良好である。
カスティリャ戦争
なるべくカスティリャの本土・植民地の兵力を残したままで同君連合にしたかった。
しかし戦勝点 84点の達成は簡単ではなく、結局のところ本土・植民地の全軍を殲滅するはめになった。
同盟国のコモンウェルスは、ひどい叛乱に悩まされている
スウェーデンと戦争中で、いちおう優勢ではあるようだが、本土にはとんでもない数の叛乱軍が湧いている。
対スウェーデン戦争で共闘しているらしいブランデンブルク軍が親切にも叛乱軍を片付けているようだ。
ポルトガル軍も、グレートブリテン陸軍を率いて叛乱軍の始末を手伝うつもりだw
オスマンとベネツィアはレバント海戦(スペイン抜き)遂行中
陸地は首都以外の全ての州をオスマンに占領されているが、艦隊だけは健在。
オスマンの鬼ガレー艦隊を殲滅しそうな勢いだ。
バルト海を封鎖して、なんとか同君連合成立
教皇領と個別和平し、カスティリャ本土を全土占領しても戦勝点が足りなかった。
スウェーデンが面しているバルト海を完全封鎖して戦勝点を積み増し、ようやく同君連合成立に持ち込んだ。
カスティリャは、なぜか明、フィリピン、新大陸の内陸に領有権主張をもっている。
イベントで得られるのだろうか。
フランスをハイエナ 1613
教皇領と同盟して関係悪化抑止の予防をしてから、フランスをハイエナ。
特に難なく、ナルボンヌほか地中海沿いの3州を併合した。
フランスはあと残り3州。
ジョホールを太らせる作戦 1616
外交併合間近になったジョホールに駆け込みで領土を与える。
何だか、とっても疲れてきた…
何とか絶対主義を18まで上げた。欧州ではサヴォイと戦争中。
グレートブリテン、オランダ、カスティリャの大軍のおかげで、ほぼ何もしなくても勝てるのだが、プレイヤー厭戦が激しくなってきた。
イベリアン・アップデートが出たらアルブケルケ追い抜きプレイを最初からやりたいので、この辺で中断しとくか…
良かった点
- 教皇領との関係が終始良好で、破門されることなくカトリックを維持してメリットをフルに享受できた。
- 極限まで同時植民を推し進めた結果、カスティリャに先占された大陸1つを除き、全ての新大陸に植民地国家を樹立し全て10州まで育成できたので、商人が十分確保できて資金には困らなかった。
反省点
- 序盤から地図の共有を使いこなしていれば、もっと迅速にアフリカ大陸の奥地の攻略を進められたはず。
- 西アフリカの大半を中核化した後、聖職の割り当てによる叛乱抑制と宣教のために直轄領 state にした。しかし予想以上に歳入に余裕があったし、技術ペナルティを嫌って対抗宗教革命の政策を選ばなかったため宣教も追いつかなかった。直轄領にしたのは、行政君主力の無駄だったかもしれない。
- 宗教同盟への参画を忘れ、すっかり蚊帳の外になってしまった。そのため絶対主義の時代の栄華 splender の獲得が遅れた。
- カスティリャの同君は、最初の機会にやっておくべきだった。
- フランスを叩けたのはよかったが、グレートブリテンをのさばらせすぎた。
フランス北部を先に取られたし、ポルトガル固有の使命に関連するモザンビーク沖の島なども含めて、世界中に植民されてしまっており邪魔。 - 腐敗のせいでスパイ網構築の速度が低下していることに長いこと気づかず、資金は余っていたのに腐敗根絶をしていなかった。
- 序盤における金山、象牙の確保はさらに加速したほうがよさそう。
序盤に属国による外交枠超過がけっこう長く続いたため、外交君主点をかなりロスした。西アフリカ、キルワ、ムタパの金山などは到達できるようになり次第、分捕っていくくらいでないと時代ボーナスのある発見の時代に植民ブーストがかけられない。
カスティリャを武力で同君連合は中々きついのう…
カスティリャの後継者の継承権が弱い weak だったので、同君連合狙いで玉座を要求し、頃合いを見て開戦した。敵はカスティリャ、教皇領、スウェーデン。
首都を落とした程度ではまるで足りない
この大義名分 Causus Belli では、首都を奪う Take Capital のが主な条件なので、トレドを落としたが、29%に過ぎず、まったく足りない。
84%ともなると、カスティリャの全要塞を落とし、教皇領も全土占領するぐらいでないと厳しそうだ。場合によっては、スウェーデンにも行かないとだめかもしれない。
特に何の努力もせず、カウントアップで 84% まで到達させる手もないわけではないが、時間をかけすぎると、いろんなリスクも増えるので、なるべく早く終わらせたいところだ。
カスティリャの要塞はすべて落としたが、まだ足りない
数か月後、カスティリャの要塞全てと、教皇領の首都ローマを落としたが、それでも59%であり足りない。目下、教皇領の残りの2つの要塞を攻略中。
教皇領のフェラーラ要塞を落としにかかったら、そこに2万の叛乱軍湧く
維持費最低だったので、歩兵6千強がなすすべなく葬られた。ひどい。
ついでなので、叛乱軍に攻囲戦の進捗を稼がせておき、最後に奪うことにする。
植民地軍に海を渡られ、ポルトガル植民地国家の首都を落とされる
グレートブリテンの海軍は何をしておるんだ。
今のところ一度も海戦には参加していないぞ。
スウェーデンを海上封鎖して、ようやく同君連合を呑ませた
カスティリャ傘下の植民地国家を討伐しに行ったら、陸軍が多かったので撤収した。
スウェーデンにも陸軍を向かわせているが、あと10ポイントぐらいなので海上封鎖で稼ぐことにした。小型船を全てバルト海に向かわせ、100%封鎖した
84%の戦勝点が必要で、2%足りないが呑んでくれるようだ。
同君連合が成立、カステティリャ王は首を落とされた。
大型船が、みるみるうちに沈んでいく?
カスティリャとの同君連合 personal union を目指して、ついに開戦。さようなら歴史的盟友 historical friend ボーナス。
陸軍はカスティリャだけで5万、教皇領が3万強、他にスウェーデンなどもいるが、所在がバラバラなので各個撃破できる。
一方で海軍は、大型船16、小型船70弱、輸送船40強であり、特に大型船は敵の半数以下のため有利とはいえない。
とはいえ敵海軍も開戦直後は所在がバラバラなので、まずはカスティリャの主力に全ての艦艇をぶつけて潰しにかかった。
しかし、なぜかこちらが圧されている。
- 大型船は若干数、小型船では圧倒的に数で優位
- 提督の能力は互角
だったにもかかわらず、相討ちになって14隻から5隻にまで討ち減らされた。
よく見ると、向こうは最新ガレアスなのに、こちらは初期カラック Early Carrack のままだった・・・
一応、このカスティリャ海軍には勝ち、救援に来た半端な教皇領艦隊も追い払ったが、予想外に甚大な被害を蒙ってしまった。
大型船を1隻も捕獲できなかったのが痛手。
- ので、制海権の維持がきつくなってきた。
金は捨てるほどあるんだから、アップグレードしとくべきだったわ。
グレートブリテンは、陸海軍ともに一切助けに来ないし・・・
これまで大型船は全て捕獲で賄ってきたが、そろそろ建造するか。
〔関連書籍〕戦闘技術の歴史 近世編、ナポレオンの時代編
古代から時代ごとに巻を分けて販売されている戦闘技術シリーズもの。
歩兵の役割、騎兵の働き、指揮と統率、攻囲戦、海戦の5章構成で、戦闘技術や主要な戦いについて解説。
- 作者: クリステル・ヨルゲンセン,マイケル・F・パヴコヴィック,ロブ・S・ライス,フレデリック・C・シュネイ,クリス・L・スコット,淺野明,竹内喜,徳永優子
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スイス人傭兵
斧槍歩兵 Halberd Infantry に相当する歩兵の解説がある。
スイス歩兵は何かにつけて敵陣に突撃をかけていたようだ。
15世紀、広くその勇猛ぶりを轟かせたスイス人傭兵は(中略)パイクを持つ歩兵を主力に据え、斧槍 Halberd を振るう兵士を支援に配した歩兵縦隊の積極果敢な活用である。(中略)斧槍は、その重量と長さのおかげで、敵の歩兵や重装甲の騎兵に対してさえ有効な武器であった。
ランツクネヒト
文字通りランツクネヒト歩兵 Landsknechten Infantry の解説もある。
4000名で1個連隊だったらしい。
ランツクネヒトとは「国家の奉仕者」という意味で、彼らは規律正しい歩兵常備部隊として帝国に奉仕するべき存在と位置づけられた。(中略)マクシミリアンは、フェーンラインとして知られるランツクネヒトの中隊を、スイス軍のシステムに従って招集するよう命じた。
防御重視 Defensive の陣形とのこと。
この隊形は本質的にスイスの三部縦隊よりも防御に重点を置いたもので
他にもテルシオ、マウリッツやグスタフの軍制改革、イェニチェリ等々の解説がある。
戦いがはじまると、スイス兵は猛然とパイクで敵に襲いかかり、すぐに隊列を乱してしまった。だが、スペイン兵は円盾で防御しながら剣を手にすばやく突進し、猛然と戦ってスイス兵を殺戮し、完勝した。(中略)
1534年、スペイン軍はテルシオを導入し、歩兵軍の大がかりな再編をおこなった。
- 作者: ロバート・B・ブルース,イアン・ディッキー,ケヴィン・キーリー,マイケル・F・パヴコヴィック,フレデリック・C・シュネイ,淺野明,野下祥子
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構成は同じで、ナポレオン戦争当時の戦闘技術を解説。
砲兵が、歩兵や騎兵と並ぶ兵科として自立していく過程について、くわしくは本書をごらんください。
オランダ爆誕、同盟したが全然呼ばれず
オーストリア領ネーデルラント低地地方にオランダ(正確にはネーデルラント)が爆誕した。君主ウィレムはなかなか優秀。
こちらも遥か遠くのマレーで戦争中だが、同盟を求められたので、フランスが同盟に加わったのを見てから自分も同盟した。
しかしオランダ独立戦争はオランダが攻撃側扱いだからか、特に呼ばれず・・・
自分で開戦したほうがグレートブリテンやカスティリャも呼べて楽そうだったし、アントワープが早くも落城寸前でヤバいので、取り急ぎ開戦した。
で、オランダに直行しようとしたら、まず要塞が邪魔で行けない。当たり前か・・・
そしてブランデンブルグ2万、コモンウェルス4万、その他少々が徘徊している。
オスマンはボヘミアと一緒にハンガリー・オーストリア攻めを行っていて、絶賛クロス・カウンター中。
こちらウィーンから実況です。
こちらプラハから実況です。
どうやらスイス近辺くにオスマン・ボヘミア軍(オーストリアと継戦中)がいるらしく、コモンウェルスはそっちへ消えた。
こちらエルザスから実況です。ボヘミアさん、ノーガード戦法!
しかしブランデンブルグは、オランダから真っ直ぐポルトガル領フランスに向かってきたのでガチ陸戦に。
兵力は2倍以上だが、いかんせん士気が1レベルしか上げられておらず、規律の差も大きいので、かなり損耗激しい。
ブランデンブルクの士気 7.1、規律 110%、将軍 2-6-5-1
こちも最良の将軍 2-5-3-0 を当てがって白兵6を打ち消してはいるが、きわめてヤバい。
早く逃げねば…
吾輩は的である、モラルはもう無い
もうやめて前列の正面の士気は早くもゼロよ!
しかし両翼の騎兵は善戦。正面いませんから…
しかしウルムの援軍が戦場に到着して両翼を埋められてしまうと、その優位も失われて軍全体がタダの的に。予定どおり速やかに逃げた。
まあ、けっこう損害を与えたほうだろう。
先月まで陸軍維持費最低にしていたので、士気レベルが不十分なままで戦闘になったせいもあるが、兵力2倍でも損害2倍なので、やはりブランデンブルクは油断ならない。
人的資源が尽きて、白紙和平 white peace
占領されたアントワープその他を奪い返したが、相次ぐ大規模な陸戦のため6万近くあった人的資源がゼロになった。
続ければオランダは救われるが、自国の戦力は摩耗するばかりなので、白紙和平した。
要は苦しくなったのでオランダ見捨てた。
数日後にオランダ独立した。
見捨てたつもりだったが、数日後にオーストリアから独立した。
爆誕した後も油断ならない
低地地方の近隣諸国がオランダに合流するイベントが発生するらしく、戦争の勝ち負け関係なく、どんどんイベントで大きくなるようだ。
上の図の例では、ユトレヒトを攻略して和平した直後、配下の4州がオランダに合流した。ユトレヒトはポルトガルへの賠償金の支払い債務を完全シカトして単純に消滅。
周りの国は、たまらんなあ。