※英語版に基づきます。日本語版の訳語は知りませんので、置き換えてください。

〔関連書籍〕ヴァロワ朝 フランス王朝史2

当主が死んでも、王朝は絶えることなく続くフランスはヴァロワ朝。君主ごとに1章ずつ解説されている。 

王位請求してくるイングランド、ご都合主義のブルターニュ、半分身内だがほぼ同格のブルゴーニュが入り乱れて内憂外患だらけの中、王権が次第に強化されて統一されていく。

統一後はときどき、やりすぎて周辺国から懲罰されるさまが面白い。

また、ジャンという名前の貴族が異常にたくさん出てくる。国王に対するある叛乱では、公爵・伯爵レベルのジャンが4人も参画していてワロタ。

「プラグリーの乱」である。首謀者がブルターニュ公ジャン5世、ブルボン公シャルル、アランソン公ジャン、デュノワ伯ジャン、アルマニャック伯ジャンといった面々