フランスが摂政政治の間にやりたい放題、そして今そのツケが。
フランス皇太子が成人する日がいつか、しっかり計算してイタリア半島を荒らしてきた。
100年間、ずっと気をつけてきた。オーストリアとも同盟してあった。
先方からライバル指定されても、当方はライバル指定もせず、関係改善も限界までやった。
それでも奴らはやってきた。
新王が即位したらすぐに、宣戦布告をくらった。AE -63だから仕方ないが。
しかも、神聖ローマ皇帝と3年以上争って奪った、まだ中核化も終わっていないリグリア(旧ジェノバ)を寄越せだと?
準備不足なフランスの仲間たち
しかし先方も、スペイン軍20,000がさきほどまでチュニス攻略していてスペイン本土はスッカラカン。実質的にフランス陸軍しかヨーロッパ大陸にいない状況。
フランス陸軍77,000を、オーストリア軍40,000と共同でさばけるかどうかの勝負になる。
ボヘミアと違ってフランスはまだテルシオ歩兵になっていないのが救い。
なにせ、こちらはほとんどコンドティエリの傭兵なので、入れ替えも容易ではない。
当座の作戦案
まずは士気最低の陸軍を逃がし、再建されたフランス海軍(大型船9、小型船19、輸送船11)を一掃するところから着手する。
陸軍は近くに集めておき、ウイーンから南下中のオーストリアとの相互支援も狙う。
関係改善が上限近いブルターニュは、外交官の顧問を雇えばギリギリ同盟に勧誘できそうなので、顧問は一時交替して同盟打診予定。
ただし早すぎるとフランスに各個撃破されるので、ある程度、フランス本土にオーストリアかポルトガルが浸透してから小早川秀秋。
しかもポルトガル連隊でマリオネットして危険回避させながら合流させる。
スペイン軍が欧州大陸のどの辺まで歩いて本国に帰還中かは、つねに追跡が必要だ。
かわいそうなリエージュ
となりに叛乱軍が湧いていたがゆえに、22,000ものオーストリア軍が隣りにいる状態でフランスに開戦させられた。気の毒に。
もちろん陸軍は瞬殺されたが、オーストリアはフランス本土に向かったので最後まで占領されず終い。
かわいそうな艦長
南アメリカ大陸にて、さっそくドンパチ。
開戦にあたって本国は所在を考慮してくれなかったらしい。
パルマが叛乱軍に占拠されて再占領中
開戦時42%、これは何とか終わらせたい。リグリアを焦土にしてでも。
ということで、兵員わずか5名の焦土化担当の落下傘部隊をリグリアに降下させる。
隣りに22,000もいて行軍してきたが大丈夫、3日前にはちゃんと救うから。
あの橋を確保したら大軍が駆けつけて、きっとクリスマスまでには戦争は終わるさ...
おかえりスペイン軍
ほぼ大勢が決したころ、スペイン軍が地中海を一周して戻ってきました。
スペイン本土に戻るまでは、逃亡状態のため戦力外ですので、まだ2か月は戦える。
一応勝ったが、戦果はまったく不十分
フランス陸軍との決戦には全て勝ったが、数が多すぎて殲滅できず。
何度も蘇って襲ってくる。そこへ無傷のスペイン軍が戻ってきた。
さらにアフリカ北岸3か所に加えて、リグリアでも再び叛乱勃発。
戦勝点30点弱までもっていったが、このままだと国内が厳しいので、やむを得ず和平した。
とにかくスペインを切り離す
スペインとフランスの包囲網は終戦と同時に解除されるハズだが、同盟もしていたので、まずそれを最優先で解除させた。
余った戦勝点で、カリブ海の植民地1つと、賠償金300弱を獲得したが、領有権主張をつけまくったフランス、スペイン領は一つも奪えず。やはり100%完勝まで頑張らないと領土はもらえないようだ。
とはいえスペインはナポリと同盟しているので、ナポリを攻めたついでに奪うことはできそうだ。叛乱軍を片付け、テルシオ歩兵が使えるようになったら考えよう。