※英語版に基づきます。日本語版の訳語は知りませんので、置き換えてください。

ポルトガルAAR アフォンソ5世の長寿でかつてない進捗(その2)(中止)

前回のあらすじ

欧州方面にはほぼ進出できていない

今回はアラゴン Aragon とオーストリア Austria の鉄の同盟のせいで、欧州方面にはほぼ進出できていない。プロヴァンス Provence をハイエナして虐めていたブルターニュ Britanny からフィニステレ岬 Finistereを奪取した程度となっている。

チュニスは野放し

またポルトガルがモロッコ Morocco を虐めている間に、チュニス北アフリカの東半分の小国を全てを征服して肥大化してしまった。さらにオスマン Ottomans の鉄の同盟を結ばれてしまい、ほとんど手出しできないままとなっている。

植民に関しては過去最高の進捗

その一方で、アフォンソ5世 Afonso V が60歳以上まで生き延びたこともあり、新世界・旧世界の植民はかつてなく順調。西アフリカも美味しいところはほとんど支配地にした。

意外にもジェノバ交易圏 Genoa Trade Node なしでも、3か所同時植民を支えられるだけの収入がある。

何だか知らないが運は良い

教皇庁支配者にすぐ当選したり、あっさりシボラ Cibola を発見したり、とんでもなく優秀な後継者が登場したり、植民主義が発祥したりと幸運が続いている状況だ。

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1501年、アシャンティ Ashanti 爆誕

今世紀初めてのイベントはコレ。
まあどうでもいい話だが。2州しかないし。いつもの空き地に誕生した。

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1501年、アラゴン攻略を開始

数年前にアラゴンナバラ Navarra、ナポリ Napoli 同君)がチュニス Tunis に宣戦布告。そしてオスマン Ottomans にズタボロにされている。これならオーストリアハンガリー Hungary 同君)が参戦してもきっと勝てる!

アリカンテ Alicante やマヨルカ Majorca などにつけていた領有権主張 claim は少し前に時効で消滅してしまったが、バルセロナ Barcelona やパレルモ Palermo の領有権主張は残っていたので、これらを口実にして宣戦布告 Declare War。

念には念を入れてカスティリャ Castile、ジェノバ Genoa を誘ってアラゴン一派、オーストリア一派に宣戦布告した。

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想定どおり、ジェノバがいい感じに防波堤になってオーストリア軍をひっかけている。
マイナス64%なので、そう簡単には落ちないだろう。

ナポリ本土はオスマンが席捲、アラゴン首都バレンシア Valencia はチュニスが占領済みで、現在アラゴン軍が奪回を試みているようだ。

とりあえずジェノバと共同でアラゴンオーストリアハンガリー海軍を一掃してから、まだ占領されていない州に上陸して無血占領していく。しかし美味しいところはオスマンたちに先占されているうえ、今のところ1つも要塞は占領していないので戦勝点4%しかない。

アラゴン陸軍は29,000まるごと健在で、チュニスに占領された首都を奪回しようとしているところだが、オスマンとの停戦後の展開も見越して準備はしておきたいところだ。

おいカスティリャナバラ攻囲にそんな大軍必要ないだろ。
さっさとアラゴン軍(またはオーストリア軍)を蹴散らす準備をなさい!

1503年、フランス France がイングランド England に手ぐすね

イングランドは、ブルゴーニュ、フランスの両方に叩かれて大陸領がなくなりそうな勢いだ。まあ我が国との同盟はとうの昔に切れているので対岸の火事だが。

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アラゴン軍、死亡確定のお知らせ

カスティリャ軍に追い回されているが、この位置から逃げきれるワケもない。

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西アフリカに要塞を建ててしまった

金もかかるし普段は建てない主義なのだが、あまりにウザいので久しぶりに建てた。

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数年後、建てておいてよかったと実感することに。

さらに3か所、植民完了して次の時代へ

南アフリカの4州め、新世界の一番近い大陸の5州め(右上の島、植民地国家が成立)、一番遠い新大陸(左側の大陸)の3か所に同時植民していたが、何とか時代が変わる前に間に合い、時代の特典による開発ボーナス各1点が無事適用された。

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宗教改革の時代 Age of Reformation へ

今回はカトリック Catholic を破門 excommunice されることもなく、不穏 unrest のマネジメントも順調だったため、すでに21州を改宗済みの状態から宗教改革の時代へ突入することができた。

とはいえ発見の時代とは違って、栄華 splendor の貯まりが格段に遅い。

アラゴン Aragon との和平

結局、チュニスオスマンよりも先にアラゴンと和平することになった。

カスティリャオーストリア領に迫っていたが、ここから先のオーストリアハンガリーポーランドには要塞がやたらたくさんあるため、相当時間がかかりそうだし、攻囲中にカスティリャ陸軍が襲われて戦勝点が減らされてしまうリスクも大きいので、ここらで幕引きとする。

ポルトガル一派はアラゴン一派と和平したが、もともとのチュニスオスマンアラゴンの戦争はまだまだ続くようだ。災難だねぇ。

なお最終的には、チュニスとの戦争はナポリの独立で終わっていた。やはりね。

再び西アフリカへ

発見の時代 Age of Discovery の間に、いつも以上に念を入れて西アフリカの全ての国に領有権主張の連鎖を張り巡らしていた。しかし 奥地に張った領有権主張を回収するためには、まず手前の国を攻めないといけない。したがって全然回収できていない。

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やっと欧州での戦争も終わってヒマだし、西アフリカに自費で要塞も建てたし、そろそろ回収と参りましょうぞ。 ということで、格下相手に横綱相撲を開始した。

新女王マリア一世 Maria I が即位

前国王もなかなか優秀だったが、即位して10年ちょっと、50歳を少し過ぎたところで逝去した。せっかく植民ボーナスもついていたのだが・・・老齢には勝てない。

そして待望の優秀な娘、マリア一世がいよいよ即位。能力 5/6/6 なのできっと世界一に違いない!

・・・そう思ってランキングを見てみたら、植民地国家の君主よりも格付けは下だった。

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本国のワタシを差し置いて、なに目立っているのよアンドレ Andre!

ポルトガル固有の使命 mission の体系を綿密にチェック

Golden Century DLCで充実したポルトガル固有の使命 Portuguese missions - Europa Universalis 4 Wiki をうまく活用することで、史実におけるアルブケルケの超高速マラッカ進出に相当する動きが可能らしいことに気づいた。 

今回はすでに1510年は過ぎてしまったのだが、やりようによっては1510年ゴア Goa、翌年マラッカ Malacca も可能だったかもしれない。

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希望岬 The Cape of Good Hope

艦船の数が海軍上限 naval force limit に達していないため未達となっていたが、キルワ Kilwa との戦争で何隻か敵船捕獲したことで任務完了できるようになった。

南アフリカへの植民は先代国王の御時世に達成しており、東アフリカ・アラビア方面の探検航海もおおむね終わっていたのだが、艦船は自前で建造せず捕獲で済ませる主義なもので・・・

ここから先の任務のチェーンもあらかた確認してみたところ、まずは東アフリカ沿岸州を幾つか奪わないことには始まらないようなので、新世界の植民が一段落したタイミングで、キルワの隣地に植民を始めて橋頭堡とした。

その後、ソファラ Sofala に領有権主張を付け、陸海軍の全力でキルワを叩いた。
キルワは大型船 Eary Carrack 6隻を保有していたが、そのうち3隻を捕獲して大型船を8隻に増やした。マリア一世万歳!

東方の造船所 Shipyard of the East

もしこれを完了すれば、アフリカの角 Majeerteen 地域、金山が豊富な ジンバブエ Zimbabwe 地域、ブツア Butua 地域、ザンジバル Zanzibar 地域などに因縁をつけることができるようになる。これは、ぜひとも達成したい!

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どうすれば完了になるのか、達成条件をチェック。

ソファラ Sofala、ケリマネ Quelimane 以外に、モザンビーク Mozambique 全域の支配が必要だとのこと。

マウスオーバーすると対象となる州が強調表示されるので、じっくり確認。

・・・なんと?この沖合の島に植民を完了しないとダメなのか!
征服だけで達成できないとは、中々面倒だ…

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インド進出 Push to Inidia

アフリカの角 Horn of Africa はいつでも達成できる状態にはあるので、次の Push to Inidia を確認してみた。

おお!ここでアルブケルケ Albuquerque が探検家 explorer が登場するらしい。
マラバール海岸 Malabar 地域への永久的な領有権主張 claim もここでもらえるのか。

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キルワとの停戦後に、アフリカの角を完了させて、ザンジバルの交易力を強化。
ホルムズ Hormuz への領有権主張も確保したが、ここはティムール Timurid の支配下にあり簡単には手出しできない様子だ。

ポルトガル領マラバール Portuguese Malabar

マラバールは地域といいつつも実は2州しかなかった。

一見簡単に思えるが、ヴィジャヤナガル Vijayanagar の同盟国の支配下にあるので、それなりに兵数は揃えてからになりそうだ。

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なおゴア Goa をタダでもらえるインドのバスコ・ダ・ガマ  Vasco da Gama in India というイベントは、先のインド進出の任務を完了により発生するらしいので、その後、ゴアの隣の州を支配すれば完了になるということだろうか?

アフリカの金 African Gold

東方の造船所 Shipyard of the East の完了後、ジンバブエ Zimbabwe とブツア Butua 全域を直轄または属国で支配すれば発動するらしい。 

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ジンバブエ近辺の情勢を調べてみると、どうやらムタパ Mutapa が該当地域の全域に中核をたくさんもっているようだ。まずムタパ(2州)を属国にしてからキルワ Kilwa を攻めて周辺領土を分捕れば、簡単に達成できそうだ。

ムタパの真南の空き地に植民してムタパ本領に直接領有権主張を付ければ、東方の造船所の発動を待つことなくムタパに攻め込んで属国にできそうなので、そちらにも植民を始めておくことにした。

攻撃性がすごく高いので原住民の蜂起対策が必要になるが、どのみち沖合の島のほうの蜂起対策でも陸軍は必要なので、1カ所でも2カ所でも同じだと考えればよい。

さらにはキルワとの停戦で、ムタパの北西にあるブツア(1州)を独立させ、もしもムタパが攻め込んだら和平強要で反撃できるように仕込んでおいた。

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ザンジバル征服 Zanzibar

これ自体はザンジバル州の征服だけなので簡単だが、その前に、東方の造船所が完了していないといけない。沖合の島への植民は開始したが完了は数年先なので、すぐには達成できない見込みだ。

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ザンジバル州は、この3つの島からなる単一の州で、要塞も特にないので征服は難しくない。

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さらに、その先の段にある任務

まだまだ、ポルトガル固有任務のチェーンは続く。

この次の段以降は、インドやアジアを占領しないと発動しないようだ。

ポルトガル領マラバールは、ヴィジャヤナガル強攻をやればできないこともないが、相変わらずポルトガル領のあちこちで叛乱が起きるので、この方面に兵力を集中させるタイミングが実に難しい。

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北アフリカ方面の情勢

  • 北アフリカ東部では、最序盤にチュニスからアンナバ Annaba を奪って以降、何もしていない。
    同盟国のトレムセンがチュニスを多少食っているが圧倒的というほどでもない。
  • 北アフリカ西部では、ポルトガル固有任務も活用しながら、切り崩しを進めている。トレムセンに一部、奪われてしまったが重要な州はポルトガルのものになっているので順調といえる。

1511年ごろ

トレムセンがチュニスを痛めつけて支配地を拡げたところ。

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1517年ごろ

領有権主張をつけるのに苦労したが、やっとマラケシュ Marrakech を併合した。
タフィラルトの猛将4/5/4/4は、相変わらず現役のようだが完全に遊兵となっている。

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西アフリカ方面の情勢

  • 発見の時代に張り巡らせた領有権主張は、20年ちょっとで全て回収した。
    皆、ポルトガルを警戒しており新たに張るのにはとても時間がかかっているが、包囲網組まれないためには、地道にやるしかない。
  • カスティリャギニア湾岸の難地に、どんどん植民している。
    AIは植民方針を原住民蜂起なしにしているらしいので、植民の速度は遅いようだが着実に進行している。コンゴ側のアンゴラなどもカスティリャに植民された。
  • エア Air を独立させたのだが、全くやる気が無いようだ。
    この中では唯一、ポルトガルに好意的なので、頑張ってもらいたい。

1525年ごろ

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東アフリカ方面の情勢

  • 早くインド・アジアに進出したいので、目下、最優先の攻略地域となっている。
    ポルトガル固有の任務を活用して効率的に進めたいところだ。
  • とりあえずキルワを叩いて足場を作る。ものすごく遠地にあるうえ、征服以外に植民もしないといけないので、けっこう面倒くさい。
  • 中央アフリカコンゴ)は、東アフリカに向かう途中や帰る途中に、寄り道で少しずつ征服するようにしている。
    領有権主張を付けるための外交官が足りないので、固有任務を活用できる東アフリカ方面や、敵対国が多く包囲網形成リスクが高い西アフリカ方面を優先せざるを得ない。

1520年ごろ

まずはキルワを膺懲したところ。

旗艦を含む大型船5隻に加え、小型船20隻以上をポルトガル本国から廻してキルワ海軍の船舶を大量に捕獲した。

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1525年ごろ

キルワから独立させたブツアを予想どおりムタパが襲った。

真南に植民してムタパ本領に領有権主張をつけた後、和平強要 enforce peace で参戦したところ。キルワ領内ではムタパ分離主義者 Mutapa Separatists が跳梁跋扈しているようなので、ムタパ征服を急がなければ・・・

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1525年、再び教皇庁支配者へ返り咲き

一回しか投票していないのだが、幸運にも当選した。

教皇庁を攻めているサヴォイ Savoy を破門に処しておいた。

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ここでオーストリア・アップデート到来

互換性はほとんど無く、別ゲーになるとのことだったので、Steam で過去バージョンに固定するための設定を行い、自動アップデートされないようにした。

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セーブデータ破損上等で続行

よく考えると、別に完走するまでプレイするとも限らないので、サブスクリプションが有効な間に新要素を試した方がいいと思った。

自動アップデートを再びオンにし、再開しようとしたが、
いきなり出来ませんとのダイアログが。

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Read More を押して、download、verify を行ってEU4再起動したらエラーは消えた。

ポルトガルは存在しませんPortugal doeと言われ続行は不能

非互換を無視して読み込ませてみた。

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しかし Portugal does not exists at the time とツールチップが表示されて開始できないし、地図もおかしな感じになっていた。こりゃ続行はできんわ。

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振り返り

  • オーストリア・アップデートは正真正銘の非互換らしい。
  • アフォンソ5世が長生きすれば、3か所同時植民でも、いい線まで行ける。
    今回、君主も後継者も将軍に任命しなかったことが長寿に寄与した可能性が高いので、今後は将軍にしないことにする。
  • ポルトガル固有使命を追求すれば、アルブケルケ越えは可能かもしれない。
    但し南アフリカへの植民を最優先でやり、通常だと行政君主力ブーストを維持するところ、外交君主力ブーストに切り替えて植民距離も最速で伸ばすなどしないと、アルブケルケ越えまでは無理だと思う。
  • 海軍方針は船舶捕獲にしておくのがよく、旗艦は移動力増加にしておくのがよい。
  • 北アフリカよりも西アフリカのマリの金山の方が数倍おいしい。
    カトリックに改宗したら毎月9ダカットまで収入が伸びた。
  • 破門されないことは、やっぱり重要だ。